10月最後の日曜日となった25日も、本州付近に秋雨前線が停滞し、広い範囲ですっきりしない天気となりました。
そうした中でも、各地で秋の風物詩となっているイベントが開かれました。
午前8時、サイレンを合図に一斉に上がる水柱。
岐阜県の世界遺産・白川郷で、火災に備えた「一斉放水訓練」が行われました。
暖房などで火を使う機会が増える冬を前に、放水銃の動作確認を兼ねて毎年、この時期に行われています。
約60基の放水銃から一斉に水が上がると、合掌造りの集落は“水のカーテン”に包まれました。
観光客からは「とても幻想的で素晴らしい景色でした」「面白かった」といった声が聞かれました。
集落を見下ろせる展望台には多くの観光客が集まり、年に一度の幻想的な風景をカメラに収めていました。
一方、宮城・名取市では午前6時前、多くの人が集まり、長い列ができていました。
そのお目当てが、秋サケとイクラを使った地元の郷土料理「はらこ飯」です。
2000食が無料でふるまわれ、早朝から多くの人が訪れました。
2026年は秋サケが不漁で、仕入れ価格が2025年の3倍以上に高騰しているそうです。
それだけに、訪れた人たちは「サケの味がしっかりしていて、朝でもペロッていけちゃう」と、秋の味覚に舌鼓を打っていました。
秋雨前線の影響で、東日本や西日本では25日も雨や曇りの所が多く、すっきりしない一日となっています。
ただ、気温は各地で上がり、東京都心の最高気温は20度を下回った24日より9度以上上がり、3日ぶりに夏日となりました。
そうした中、この週末、東京都内で開かれたのは、東北6県の代表的な祭りが一堂に会したイベント「なかの東北絆まつり」です。
街中をパレードしているのは“青森のねぶた”。
さらには、福島の“わらじまつり”や山形の“花笠まつり”、仙台の“すずめ踊り”などが披露されました。
時折、雨が降るあいにくの天気の中、沿道には多くの人が訪れカメラを向けていました。
訪れた人からは「すごい迫力で面白かったです。ぜひ青森に行ってみたいなと思いました」「日本の文化ってすごいんだなって思いました」といった声が聞かれました。
