北朝鮮メディアは24日行われた金正恩(キム・ジョンウン)総書記による中国遼寧省・丹東への電撃訪問を初めて報じ、親密な中朝関係をアピールしました。
丹東より、FNN上海支局・堀田篤特派員が中継でお伝えします。
画面の奥に見えるのが、10月15日に開通した中国と北朝鮮を結ぶ新鴨緑江大橋です。
北朝鮮メディアは、25日朝のトップニュースで、金総書記が24日、この橋を通って丹東に訪問したと初めて伝えました。
中国共産党序列4位の王滬寧政治局常務委員が金総書記を迎えるなか、中国人民義勇軍が朝鮮戦争に参戦してから25日で76年を迎えるにあたり、犠牲者に献花した様子を詳細に報じました。
金総書記は中朝合同作戦などに関する資料館を視察した後、王氏との会談で「血によって結ばれた朝中友好の歴史を力強く堅固に継承していく」と述べたということです。
午後にはバス工場を視察し、日帰り訪問を終えました。
――金総書記の中国訪問は、なぜこのタイミングで行われたのでしょうか?
11月、ここ中国ではAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が行われます。
アメリカのトランプ大統領はこのAPECに合わせ、米朝首脳会談の実現に意欲を示していましたが、金総書記はこのタイミングでアメリカに対して、中国との強固な関係をアピールする狙いもあったとみられます。
