韓国政府は23日、軍事境界線付近での偶発的な衝突を防ぐため、北朝鮮に対し、軍事会談の開催を改めて提案しました。
韓国国防省は23日、北朝鮮が軍事境界線付近で道路や鉄条網の設置、地雷の埋設などを進める中、南北双方で境界線の位置について認識が異なっていると指摘しました。
そのうえで、このまま放置すれば偶発的な軍事衝突につながるおそれがあるとして、北朝鮮に軍事会談の開催を改めて提案しました。
会談では、軍事境界線の正確な位置の確認や、軍の通信回線の復旧、偶発的な衝突を防ぐための対策などを協議したいとしています。
また、必要であれば、国連軍司令部を含めた3者会談も可能だとしていて、日程や場所については、板門店を通じて協議したいとしています。
軍事境界線付近では9月21日、韓国軍の兵士3人が地雷の爆発で負傷し、韓国側は北朝鮮が埋設した地雷によるものだとしています。
韓国は去年11月にも軍事会談を提案しましたが、北朝鮮側は応じませんでした。
北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正氏は10月2日にも、韓国との軍事問題をめぐる協議を拒否する考えを示していて、今回の提案に応じるかは不透明です。
