宗教上の行為であると思いこませ、知人の女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交等の罪に問われている僧侶の男の裁判で、10月23日、被告人質問が行われた。
被告は犯行に及んだ理由について、「施術の効果を試してみたいと思った」などと話した。
東松島市の僧侶の男(73)は、今年4月、寺にある建物の中で、知人の40代の女性に対し、宗教上の行為であってわいせつな行為ではないと思いこませるなどして性的暴行を加えた、不同意性交等の罪に問われている。
9月に開かれた初公判で、被告は性的暴行をしたことについては認めた一方、「宗教上の行為であるとだまして、行為に及んだのではない」と述べていた。
10月23日に行われた証人尋問では、被告の娘が「父は寺の仕事を熱心にしていたと思う」と話した一方、「女性として許せないが、父の手も離すことはできない。家族で協力して、もうこんなことが無いようにする」と話した。
続いて行われた被告人質問で被告は、わいせつな行為に至った理由を「自分の施術の効果を試したいと思った」「わいせつするつもりは毛頭なく、治してあげようという気持ちだった」などと話した一方で、「被害者の方には届かないと思うが、まことに申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べた。
