北アルプスの黒部峡谷水平歩道の岩壁で男性の遺体が見つかり、警察は付近で行方不明になっていた東京都の50代男性の可能性もあるとして、遺体の身元の特定を進めています。
身元不明の遺体が見つかったのは、北アルプス・黒部峡谷水平歩道の志合谷にある標高約780メートル付近の岩壁です。22日午後3時45分に、行方不明の登山者を捜索していた山岳警備隊員が発見しました。
遺体は50~60代の男性で、身長160~165センチほどの中肉。緑色の上着と黄土色の長ズボンを着用していたということです。
遺体が発見された黒部峡谷水平歩道では、今月18日に登山者から「登山道に人のいないテントが放置されている」と、パトロール中の山岳警備隊員に届け出がありました。
放置されたテントに残されていた身分証明書から、東京都羽村市の男性(57)が行方不明になっていることが分かり、捜索が行われてきましたが、これまでに見つかっていません。
男性のテントが見つかった水平歩道のトンネルを志合谷側に出た場所から約180メートル真下で遺体は見つかっていて、警察は男性が転落した可能性も視野に、見つかった遺体がこの男性の可能性もあるとみて、24日以降に司法解剖を行い、遺体の身元や死因の特定を進めることにしています。
