3人が立候補している新潟市長選挙の投開票日がいよいよ10月25日に迫っています。人口減少や地域活性化、防災対策など様々な課題を抱える新潟市をどう変えていくのか。これまでの各候補の訴えを紹介します。
〈新潟市長選挙 立候補者(届け出順)〉
無所属・新人 早武淳 候補
無所属・新人 青木学 候補
無所属・現職 中原八一 候補
■無・新 早武淳候補「事業に優先順位を」
街宣活動は行わず、各区での個人演説会で開き、対話をしながら支持拡大を図るのは新人の早武淳さんです。
【無・新 早武淳 候補】
「優先順位をきちんとつけましょう。評価基準をつけましょう。撤退するところは撤退する。そのための優先順位・評価基準。これがないのが今の新潟市議会だったり、市長の意思決定、物事を決めるときに致命的にかけているところ」
市民の生命と財産を守ることを最優先すべきとする早武さん。
液状化対策については、住民の負担能力によって対策が進まなくなることを避けるため、住民負担ゼロを掲げるほか、今後の災害に備え、中枢機能の防災力強化や災害に強い幹線道路の整備に力を入れると訴えます。
そして、政党の支援を受けず、個人で戦う早武さんが武器とするのがSNSでの情報発信です。
【無・新 早武淳 候補】
「新潟市、特に中央区活性化のためにアリーナや企業誘致も並行してできるんじゃないかとか。それに対して私はこんな返信をした」
SNSでも対話を重視、まちの活性化については新たな投資ではなく、すでにある古町花街の魅力を磨くことで外からお金や人を呼び込みたいとしています。
選挙初挑戦の早武さんが送る試行錯誤の日々。作業の合間には…
【無・新 早武淳 候補】
「もともと甘い物は普段食べなかったが、最近、脳みそをフル回転させているので糖分が欲しくなる」
スイーツに笑顔を見せても新潟の未来を語る表情は鋭さを増していきます。
【無・新 早武淳 候補】
「私が市長をやらないとどうにもならないなと。これは改めて強く思った」
■無・新 青木学候補「各区バランス良い街づくりを」
一方、人の痛みに寄り添う市政を築きたいと訴えるのは、8期にわたり市議会議員を務めた新人の青木学さんです。
【無・新 青木学 候補】
「子育てや教育にかかる経済負担を抜本的に軽減していかなければならないと思っている」
小学校給食の無償化の継続や子どもの医療費・保育料の軽減、さらに液状化対策の住民負担ゼロを掲げる青木さん。さらには…
【無・新 青木学 候補】
「(これまで)にいがた2kmだとか、拠点化だとか言ってまいりましたけれども、実態からすれば、この8年間で皆さん、私たちの暮らしは何もよくなっていないんです」
中心市街地への集中投資を批判し、各区が主体的にバランス良く発展していける街づくりを実現したいと主張します。
連日、朝から街頭で訴えを続け選挙戦中盤にはすでに声が枯れ気味となっていた青木さんの楽しみは…
【無・新 青木学 候補】
「毎日、手作りの料理を作ってくれる支援の方がいてくださる」
支援者手作りの昼食でリラックス。
【無・新 青木学 候補】
「これでゆっくり食事をとって、また午後から頑張れるなという感じ」
社民党系の会派のほか、立憲民主党や共産党の市議、そして国会議員など政党の垣根を越えて支援を受ける青木さん。
全盲の市議から市長へ。一人一人の立場を大切にした新潟市の実現に向け、その訴えは日に日に熱を帯びています。
【無・新 青木学 候補】
「全体としてバランスが取れていくそういう市政を目指していきたいと思っている。より多くの皆さんにしっかり訴えていきたい」
■無・現 中原八一候補「魅力と活力のある地域に」
300人以上の拍手に包まれながらにこやかな表情で演説会場に登場したのは、現職の中原八一さんです。
自民党の市議を中心に国会議員や県議、そして経済界の支援を受け3期目を目指す中原さんが今回の選挙戦で特に訴えるのは…
【無・現 中原八一 候補】
「これまで、にいがた2km都心軸と呼んで活性化に努めてまいりましたけれども、現在、新潟駅南から鳥屋野潟南部の開発が進んでいる。新たな駅南ビジョンを策定して、この地域を魅力と活力ある街づくりを進めていきたい」
都心軸の延伸のほか、白山エリアへ1万人規模のアリーナ新設、地下施設『旧西堀ローサ』の活用検討など、人・モノ・情報が集まる活気ある新潟市を目指すとしています。
また、これまで子ども医療費の助成の拡大などに取り組んできたと強調した上で…
【無・現 中原八一 候補】
「次の4年間は産前産後にオンラインで、そして専門家の皆さんに相談ができる体制を整えて行きたいというふうに思う」
子育て支援や教育環境の充実に力を入れ、若者や女性が暮らしやすい街づくりを行うと訴えます。
これらに加え、食や農業の支援をさらに強化するなど、あらゆる分野の施策を同時並行的に行い、輝きを増す新潟の実現に向け、引き続き先頭に立つ決意を示します。
【無・現 中原八一 候補】
「とにかく一生懸命皆さんに働きかけて、投票していただけるように働きかけていきたい」
果たして有権者が新潟市の未来を託すのは?新潟市長選挙は10月25日投開票です。
