雪の季節到来です。
峠だけでなく、札幌市内の平地でも雪景色となりました。
カー用品店はタイヤ交換をする人で混雑しています。
この時期、タイヤの脱落に注意が必要です。
10月22日午前7時30分ごろの札幌市北区あいの里地区です。
雨まじりの、粒の大きな雪が降っています。
住宅街がうっすらと雪化粧しました。
北海道には11月下旬並みの寒気が入り込み、上川町の層雲峡温泉周辺では吹雪となりました。
「しょうがない。冬だから」(層雲峡で働く人)
)
北海道中央部と南部方面を結ぶ大動脈の中山峠も、すっかり銀世界となりました。
「来てみたら想像以上の降り方でびっくり」
「冬ですね、嫌な時季が来た」(ともに中山峠を訪れた人)
車を運転する人はスピードを落とし、慎重に峠越えをしていました。
「冬タイヤに、2週間ぐらい前に履きかえた」
「履きかえようと思った矢先に、こんな感じで困っている」(ともに中山峠を訪れた人)
札幌市中央区のカー用品店「オートバックス石山通店」です。
本格的な冬の到来を前に、早くもタイヤ交換をする人で混雑しています。
「タイヤ交換に来た。今度の日曜日に中山峠越えをするが、雪予報が出ていたので」
「急に冷え込んできたので。雪が降ってからだと混み合うから、少しでも早めにしておこうと」(いずれもタイヤ交換に来た人)
予約状況はどうなっているのでしょうか。
「大変混雑して、22日は30台分全て埋まっている。今後も予約は埋まってきているので、アプリやウェブで確認を」(オートバックス石山通店 今莊 智弘さん)
この時期に増えるのがタイヤの脱落事故です。
北海道警察によりますと、2025年の北海道内のタイヤ脱落事故は60件。
雪が降り始める11月に急増し、年間で最も多くなっています。
事故を防ぐため、タイヤ交換の際にはどのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
「ナットが緩む原因となる隙間が生じるので、平らにしてから取り付ける」(今莊さん)
ナットやホイールの取付面に汚れやサビなどがついていると、締めた際に小さな隙間ができてしまいます。
それにより緩みが生じ、タイヤが外れやすくなるというのです。
タイヤを取り付ける前にきれいに掃除しましょう。
さらに。
「ナットを締めつける際は対角で均等に締めつけると、しっかりと取り付けることができる」(今莊さん)
ナットを対角線上で締めることにより、均等に力が加わります。
偏った力がかかるとナットが破損したり、走行中にタイヤがぶれたりして、脱落につながることも。
こちらのカー用品店でタイヤ交換の際に推奨しているのが。
「トルクレンチを使うと、自分でタイヤ交換する際も適正なトルク(力の強さ)で締めつけることが簡単にできる」(今莊さん)
トルクレンチとは、ナットやボルトを車種によって決められた正しい強さで締めるための工具です。
「車種ごとの規定のトルク値を設定し、締めつけの確認をする。音が『カチッ』と鳴るまでゆっくり締めつけていく。音が鳴ったら規定のトルクなので、そこで締めつけるのをやめる」(今莊さん)
締め付けが弱いと緩む恐れがあり、逆に締め付けが強すぎるとボルトが折れる危険性があります。どちらも、タイヤの脱落事故につながりかねません。
トルクレンチを使うと適切な強さで締めることができます。
脱落事故を防ぐため、タイヤ交換は慎重に。
