白銀の世界となった北の大地。
北海道・札幌市では今シーズン初めての雪が降りました。
最低気温は4.4度と地元住民は冬の訪れを実感していました。
地元住民は「10月なのに…(雪は)なかなかない。(Q. サンダル履いてる)サンダル、家を出たときは晴れていた。ここだけ、こんなに雪が降っているのは」「驚いている」「想像以上の降り方ですごくびっくり。やっぱり体にすごくこたえる」と話しました。
峠にある道の駅の駐車場は雪で真っ白。
さらに、自動販売機は何を売っているのか分からない状況に。
韓国から来た観光客は雪合戦を始めるなど大はしゃぎ。
しかし、雪の中で写真撮影を始めると、やはり寒そうです。
一方、北海道から遠く離れた沖縄県では、台風30号が接近していました。
白波がうねりとなって海岸に打ち寄せていたのは石垣島。
観光客が行き交う街では、強風が吹き荒れていました。
傘が風で裏返る観光客の姿も。
大阪からの観光客は「傘はさせないと思い、かっぱを急きょ買った」「飛行機が飛ばなくて帰れなくなった。めっちゃ困っている」と話しました。
駐輪場に止められた自転車は風に飛ばされ、ひっくり返っていました。
島のあちこちでは強風で物が飛ばされないように対策を講じている姿がありました。
22日午後2時半ごろの那覇市で撮影された動画では、大粒の雨が地面にたたきつけていました。
また、午前11時半ごろの糸満市では、横殴りの雨が車のドアに打ち付けていました。
大型で非常に強い台風30号は、23日午後にも非常に強い勢力で石垣島や宮古島など先島諸島に最接近する見込みです。
宜野座村では、24日と25日の両日に開催予定だった「宜野座村まつり」と「美ら島花火大会」が中止となり、さらに24日に開催予定の「伊平屋ムーンライトマラソン」も中止となっています。
台風30号が近づく中、21日に秋田県を襲ったのは記録的大雨。
一夜明けると、その爪痕があらわになりました。
由利本荘市を流れる子吉川が氾濫。
21日夜、一時、レベル5氾濫特別警報が出されました。
川の周辺にある田んぼは大規模な冠水が起きていました。
氾濫から一夜明け、子吉川の堤防を越えた先を見てみると、もともと田んぼや畑だった場所が茶色く濁った水に浸かっています。
田んぼや道路をのみ込んだ濁流。
24時間で10月の観測史上最大となる137mmの雨が降った由利本荘市。
普段は穏やかに流れる川が一変したのです。
近隣住民は「きのうの午後4時ごろに(川は)もうあふれそうだった。川から畑を越えて国道まで来そうでびっくり。もう国道通れないとか、そこまで水が来ていると」と話しました。
また22日、子吉川の支流の河川敷で80代の男性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察などが大雨との関連を調べています。
不安定な天気に翻弄される列島。
台風25号による記録的な大雨から1カ月がたつ中、取材班は土砂崩れで2人が死亡した神奈川・三浦市に向かいました。
三浦市では、がれきが残り、車が横たわっている様子も見られました。
22日、家の片付けをするため、避難する知人宅から一時帰宅をした住民は、新たな台風30号に恐怖を感じていました。
避難中の近隣住民:
台風30号がきて、すごい風だというので、もしも土砂がグラグラと動いてガラスにパンときたら全滅になる。あれがもう一回崩れるのではないか、むき出しだから。
三浦市は、さらなる土砂崩れの恐れがあることから、市内の7つの地域の約300世帯610人に危険な地域からの避難を呼びかけました。
さらに市は、最長2年間避難が可能となる民間の賃貸住宅の制度周知や対象エリアの崖の工事を行うことも検討しています。
避難中の近隣住民:
すぐに(住宅に)入れさせてもらえるなら大歓迎。何カ月先や1年先は無理。今、助けてほしい。
