22日朝の北海道・上川町。
激しい吹雪に見舞われ、視界は真っ白に染まりました。
雪は道路にも積もり、走行する車のタイヤからは雪煙が舞い上がっていました。
22日は本格的な冬が始まったかのような雪景色となりました。
札幌市内から中山峠に向かう道にも雪が積もり、駐車場は一面が雪でびっしり。
北海道の上空には11月下旬並みの寒気が入り込み、中山峠では今シーズン初めて雪が積もりました。
自動販売機も吹き付けた雪で真っ白に。
「すごいですね。雪の予報と聞いて雪を見に来たが、来てみたら想像以上の降り方で、すごくびっくりしています」と話す人もいました。
北海道の平地に初雪をもたらした、急速に発達する爆弾低気圧。
秋田県には記録的な大雨をもたらしました。
21日夜、由利本荘市内を流れる子吉川が氾濫し、一面が茶色い濁流にのみ込まれました。
気象庁と国交省は一時、子吉川に、直ちに身の安全を確保する必要がある警戒レベル5の氾濫特別警報を発表。
一夜明け、あふれ出た川の水で田んぼや畑が水に漬かっていました。
22日午前8時ごろには、子吉川と支流の芋川の合流地点近くで80代の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察が男性の身元や氾濫との関連を調べています。
リポート:
層雲峡では手の動きが鈍くなるほど寒く、そして、草地にはすくえるほどの雪が積もっています。
北は北海道で初雪を観測し吹雪となった一方、南から列島には大型で非常に強い勢力の台風30号が迫っています。
午後3時過ぎの沖縄・那覇市。
激しい大粒の雨が交差点を打ち付けていました。
街路樹も強い風で大きくあおられ、傘を前に傾けながら歩く人の姿が見られました。
沖縄地方では、すでに台風30号の影響で雨や風が強まっていて、イベントが中止になるなど影響が広がっています。
星空に向かって上がる花火。
24日からの週末に宜野座村で開催が予定されていた花火大会は、来場者の安全を考慮し中止が発表されました。
23日午後にも非常に強い勢力で台風30号が直撃する恐れがある石垣島。
傘を両手でしっかり持っていてもあおられるほどの風です。
市内では午後4時過ぎに最大瞬間風速27.6メートルの暴風が吹き荒れました。
このため、帰れなくなる観光客も。
「飛行機がとれなくて欠航になって25日まで(帰れない)。きょう帰る予定が25日まで」と話していました。
市内のホテルでは防風ネットを取り付けるなどの台風対策が始まっていて、「今回は規模が大きいので危機管理をばっちり整えて行っている。いつもより危機感を感じる」と話していました。
また、沿岸部は白波が激しく打ち寄せるなど台風の接近を感じさせる荒れた天気となっていました。
接近中の台風30号に関し、気象庁は22日午後2時から緊急の呼びかけを行いました。
気象庁担当者:
暴風が吹いてくると、避難がかえって危なくなる。暴風が吹き始める前に避難行動をとっていただきたい。
最新の進路予想では沖縄地方に接近した後、くの字に急カーブして、早ければ25日から26日に九州に上陸する可能性があるということです。
気象庁担当者:
東海地方や関東甲信地方では今後の台風の進路によっては雨量が多くなる。
関東甲信地方では、台風の進路によって週明けの26日以降に警報級の大雨となる可能性があるとし、最新の情報に十分な注意が必要です。
一方で、9月の台風25号の大雨によって土砂崩れで2人が犠牲となった神奈川・三浦市では、すでに一部の地域に避難が呼び掛けられる事態となっています。
リポート:
こちら今でもがれきが残っています。さらに、あちら車が横たわっています。
今もまだ山肌が大きく崩れ、車もひっくり返るなど現場は当時のままの状態となっていました。
22日、家の片付けをするため避難する知人宅から一時帰宅をした住民は、新たな台風30号に不安を感じていました。
避難中の近隣住民:
台風30号がきてすごい風だというので、もしも土砂がグラグラと動いてガラスにパンときたら全滅になる。あれがもう一回崩れるのではないか、むき出しだから。
三浦市はさらなる土砂崩れの恐れがあることから、市内の7つの地域の約300世帯610人に危険な地域からの避難を呼びかけました。
さらに市は、最長2年間避難が可能となる民間の賃貸住宅の制度についての周知を行うほか、対象エリアの崖の工事を行うことも検討しています。
避難中の近隣住民:
すぐに(住宅に)入れさせてもらえるなら大歓迎。何カ月先や1年先は無理。今、助けてほしい。
