多くの人に囲まれ商店街を歩くのは、高知・須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」。
2013年に誕生し、2016年には「ゆるキャラグランプリ」で優勝しました。
一方、2017年に誕生した、秋葉原観光推進協会の公認キャラクター「ちぃたん☆」。
この瓜二つのキャラクターは同じデザイナーが製作。
2体はイベントでコラボレーションするなど当初は良好な関係を築いていましたが、その後、「ちぃたん☆」がSNS上に過激な動画を投稿し始めたことで関係が徐々に悪化。
2019年、須崎市は「しんじょう君」への著作権侵害などを理由に、「ちぃたん☆」の運営会社に着ぐるみの使用禁止などを求める訴えを起こしたのです。
これに対し「ちぃたん☆」側は2021年、「著作権を侵害したとする須崎市の指摘で損害を受けた」として、4300万円の損害賠償を請求。
東京地裁は2025年、須崎市に786万円の賠償を命じましたが、須崎市は控訴。
そして10月7日、知財高裁は、「ちぃたん☆」誕生の際、須崎市側が「しんじょう君に似たものになると認識していた」などと、「ちぃたん☆」側への賠償金1887万円を命じたのです。
しかし21日、須崎市はこの決定を不服として、上告したことを発表。
2体の「ゆるキャラ」をめぐる闘争の舞台は最高裁に移ることになりました。
