列島に接近する、大型で非常に強い勢力の台風30号。
最新の進路予想では沖縄地方に接近した後くの字に急カーブし、25日から26日にかけて九州に接近、上陸する恐れも出てきました。
様々な災害をもたらす雨。しかし、水不足に悩む場所も…。
リポート:
山口県の島地川ダムに来ています。こちらのダムは7月から雨が降っておらず岩肌がむき出しになるほど渇水が続いています。
山口・周南市にある地域の暮らしを支える水がめ、島地川ダム。22日の水位は満水時から16メートルも下がっていて貯水率は36.2%まで低下しています。
国土交通省 山口河川国道事務所・小松芳彦副所長:
かなり危機的な状況といってもいい。
現在はダムの水を使う防府市、周南市に節水を呼び掛けています。
国土交通省 山口河川国道事務所・小松芳彦副所長:
今回の台風で雨が降らなければ、史上最高なくらいに危機感が増してくる。
一方、列島に近づく非常に強い勢力の台風30号。気象庁は22日午後、緊急で注意を呼びかけました。
気象庁:
暴風が吹いてくると避難がかえって危なくなる。暴風が吹き始める前に避難行動をとってほしい。
午後3時ごろにはすでに沖縄県では激しい雨が降り始め、風も強まってきていました。
ヤシの木の葉も大きく揺れ、傘を横にして飛ばされないように耐える人や強い風で傘がひっくり返ってしまう人もいました。
県内の広い範囲で降った雨。午後5時ごろ、沖縄市ではバケツをひっくり返したような猛烈な雨が降りました。
石垣島などがある先島諸島の24時間雨量は23日夕方までに200mm、24日夕方までには150mmの大雨になる恐れがあります。
さらに台風の影響は関東にまで。
気象庁:
東海地方や関東甲信地方では、今後の台風の進路によっては雨量が多くなる。
南から迫る台風30号に対して22日、北日本には寒気が流れ込み北海道では初冠雪も記録しています。
台風によって、24日には雨雲が西から関東まで覆い、25日にかけて警報級の大雨となる恐れがあり、気象庁は住んでいる地域の災害リスクについて確認するよう呼び掛けています。
