アメリカのトランプ大統領は19日、ウクライナのゼレンスキー大統領について、ロシアとの戦争終結に向けた交渉を「別の人に任せるべきかもしれない」と述べ、批判を強めました。
トランプ大統領:
ウクライナはこの戦争をもっと前に終わらせることができたはずだ。ゼレンスキー大統領は別の人に交渉を任せる時が来たのかもしれない。
トランプ大統領は19日、ゼレンスキー大統領が自身の提案に従っていれば、戦争はすでに終わっていたはずだと主張し、交渉担当者の交代を促しました。
また、「ウクライナには多くのものを提供してきたが、彼らは我々に何も与えていない」と繰り返し述べ、不満を示しました。
トランプ大統領は、ロシア産軽油の購入で合意したほか、ロシアへの制裁法の適用を免除するなど、ロシアに融和的な姿勢を見せています。
一方、ゼレンスキー大統領は19日、NATO加盟国がウクライナへの供与に向けて代金を支払ったミサイルについて、アメリカ国防総省が納入を遅らせていると批判しました。
さらに、過去1週間に3回、ロシア軍の攻撃に関する早期警戒情報が提供されなかったほか、軍事用衛星通信「スターシールド」の利用制限についても十分な説明を受けていないと指摘しました。
そのうえで、「ウクライナへの支援を遅らせる政治的な決定がなされたことを示唆している」と述べ、アメリカへの不満をあらわにしました。
また、ゼレンスキー大統領は、アメリカがパトリオット防空システム用の迎撃ミサイルを供給すれば、ロシアの製油所への攻撃を30日間停止する用意があると表明しています。
