用意するものは、重曹水と清潔な布巾だけです。
【掃除の手順】
1)40℃程度のお湯1カップに重曹小さじ1/2を溶かし、重曹水を作る。
2)清潔な綿の布巾を重曹水に浸し、水分を十分に含ませてから軽く絞る。
3)布巾を電子レンジの庫内に広げ、(機種の取扱説明書に従って)1分半ほど加熱する。
4)加熱後はすぐに扉を開けず、庫内の蒸気で汚れをゆるめる。
5)布巾が安全に扱える温度まで冷めたら、庫内の壁面や底、扉の内側を拭き取る。
6)重曹や汚れが残っていれば水拭きし、最後に乾いた布巾で水分を拭き取る。
ポイントは、「蒸気で汚れをゆるめてから拭くこと」です。
ただし、布巾を直接加熱する方法はすべての電子レンジで使えるわけではありません。加熱方法が取扱説明書で認められていない場合は行わず、メーカー指定の清掃方法を選んでください。
汚れを落としやすくするのは重曹と蒸気の働き
なぜ、蒸気を使うと汚れが落ちやすくなるのでしょうか。
実は、この掃除方法には3つの働きがあります。
ひとつめは、重曹水の弱アルカリ性です。油脂を含む汚れを落としやすくする働きがあります。
ふたつめは、温度です。冷えて固まった油汚れも、温めることでやわらかくなり、拭き取りやすくなる場合があります。
そして3つめが、水蒸気の働きです。乾いてこびりついた食品汚れに水分を与え、ふやかして落としやすくしてくれます。
つまり、重曹の働きだけに頼るのではなく、温度と水分も上手に利用するわけです。
掃除というと、汚れを落とすためにゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、無理にこする必要はありません。先に汚れをゆるめておくことで、少ない力でも落としやすくなります。
これが、掃除をラクにする大切なコツなのです。
注意したいのはやけどと庫内の素材
この掃除方法で注意したいのは、加熱した布巾と蒸気の温度です。

