愛知県の自治体でも、不正アクセスによる情報漏洩が相次いでいます。
自治体に防災情報などを配信している「アルカディア」は、メールアドレス最大313万件余り、電話番号およそ10万件などが漏洩した可能性があると発表しました。
第三者による不正アクセスを受けたのは、アルカディアが運営する防災情報サービスのシステム「スピーキャン・ライデン」です。
インターネットブラウザから文字を入力するだけで、電子メールやFAXの自動送信、SNSへの配信が一元的にできるシステムで、全国およそ800の自治体が利用しています。
アルカディアのシステムを利用していた東郷町。不審者情報などを配信する「地域安心メール」と、「ひとり歩き高齢者捜索メール」の登録者の氏名とアドレスおよそ3700件が漏洩した可能性があるといいます。
東郷町情報広報課の本田武文課長:
「(住民から)『地域安心メールが届くドメインから、身に覚えのないメールが届いた』と連絡を受けまして、事業者に確認し不正アクセスの恐れがあると発覚した」
今回の件は、住民からの情報提供で判明しました。町ではメール配信を停止し、不審なメールにあるURLのアクセスや添付ファイルの開封をしないよう呼び掛けています。
町民からも不安の声が聞かれました。
メール登録をしている町民:
「詳しいことはあまり分からないんですけど、個人情報がどこまで漏れるか不安です」
田原市でも、防災情報メールに登録しているアドレス1万3600件分の漏洩の可能性が確認されているほか、東海市や豊明市、西尾市などでも、氏名やメールアドレスの漏洩の可能性が確認されています。
相次ぐ不正アクセス、利便性を支えるシステムの安全性も改めて問われています。
