「豪華絢爛な時代絵巻」で知られる愛媛県西条市の西条まつりが14日、本格的に開幕しました。市内氷見の石岡神社にだんじりなど約30台が集まり、境内は朝から熱気に包まれました。
かき手たち:
「津は伊勢で持つあらよーいよい」
14日午前9時。秋空の下、かき手たちの伊勢音頭の歌声とともに、「だんじり」と呼ばれる木製の山車が境内に向かう坂道をゆっくりと上がります。向かっているのは西条市氷見の石岡神社です。
この神社には、地域の約30台だんじりや太鼓台が次々と集結。本殿祭でつけるお札をもらったあと、重さ600~800キロあるだんじりは、境内の広場に移り、かき手たちに大きくゆすられたり高々と担ぎ上げられたりして、祭りの本格的な開幕が告げられました。
金糸銀糸の飾り幕で彩られた「太鼓台」のうち、「野々市太鼓台」は今年新調されたばかり。勇壮な走り込みを披露し祭りをさらに盛り上げました。
野々市太鼓台のかき手:
「今年は野々市らしいぶっとんだ派手な賑やかなお祭りにしたいと思ってます」
観客の子供連れの女性:
「この子も初めて(祭りを)見るんで賑やかに楽しくできたら」
観客の子供:
「最高です楽しいです。1年に1回のお祭りなんで楽しんでいきたいです」
かき手と見物客は一体になり、待ちに待った祭りの開幕を喜んでいました。
愛媛県内の秋祭りは本格的に東予地方に移りました。
西条まつりは西条市内の4つの神社の祭礼の総称。五穀豊穣を感謝し江戸時代から続く伝統的な秋祭りです。禎瑞の嘉母神社を皮切りにそれぞれ2日間の日程で行われます。
今年の嘉母神社の祭礼は10日、11日にかけて行われ、6台の太鼓台が勇壮なかきくらべを披露しました。
石岡神社の祭礼は14日と15日に行われます。
そして15日未明の宮出しで始まるのが伊曽乃神社の祭礼です。約80台のだんじりなどが市内を練り歩き、中心部は16日まで祭り一色に染まります。一番の見どころは、市内を流れる加茂川で16日に行われる「川入り」の神事です。神輿が川を渡りきると祭りが終わってしまうため、名残りを惜しんで神輿を引き留める祭りのクライマックスです。
そして飯島神社の祭礼は16日と17日。約10台の太鼓台が奉納され、西条まつりは幕を閉じます。
期間中の天気は祭り日和になりそうです。
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