長崎県内の巨木・名木を紹介するシリーズ「樹は見ている」です。
有明海を望む自然豊かな南島原市南有馬町。
2015年、5つの小学校が統合して南有馬小学校が誕生しました。
校庭で幹を伸ばしているのが推定樹齢130年の「プラタナス」です。
県樹木医会 納冨健一郎さん
「プラタナスはアメリカスズカケの木という名前が日本ではあって、スズカケというのが修行する山伏が来ている服の房についている鈴。それがプラタナスの実に似ているというところからスズカケという名前がついている」
1887年(明治20年)ごろ、記念樹として植えられた可能性が高い大きな葉をつけるプラタナスは、学校生活の環境を整える木として校庭などに植えられることが多いといいます。
県樹木医 納冨健一郎さん
「緑陰(木陰)を作るのには最適で、(夏は)教室に差し込む強い日差しを和らげる役割があって、落葉樹で冬が葉っぱが落ちるので寒いときには日差しを教室の中に届けてくれる」
2026年度に赴任した校長も、かつては南有馬小で学んだ児童の1人です。
南有馬小学校 大草修三校長
「子供のころはとにかく大きな木というイメージがあった。自分自身も小さかったからかもしれないが、まだまだ長生きしていつまでも元気に子供たちを見守っていてほしい」
世代を超えて南有馬の子供たちの成長に寄り添ってきたプラタナス。
その姿は町のシンボルとしてこれからも受け継がれていきます。
