今回の熊本地震で被災した文化財や歴史的建造物を救う取り組みです。
文化財レスキューや文化財ドクターの関係者が、8日県庁を訪れ、木村知事に現状を報告しました。
県庁を訪れたのは文化財防災センターの高妻洋成センター長など、文化財レスキューや文化財ドクターのメンバーです。
文化財レスキューは被災した美術工芸品を中心に、書物などの文化財も守る取り組みで、文化財ドクターは被災した歴史的建造物の復旧に向けた支援などを行います。
高妻センター長は、今回の熊本地震で被災した八代市にある松浜軒や芦北町にある赤松館などでの文化財レスキューの対応状況を報告。
先月25日までに未指定の物も含めて、県内で347件の文化財が被災したということです。
また、文化財ドクターについては、これから支援がスタートしていきますが、これまでの調査で、被災した歴史的建造物の1割ほどが全壊や大規模半壊の甚大な被害を受けているということです。
木村知事は「文化財はその地域の誇り。支援にはプロの見識が必要」と述べ、「熊本県も国や市町村と一緒に支援を続けたい」と話しました。
