今年3月に閉館した富山市大山地区の温泉施設「白樺の湯」が今月1日から復活しました。閉館から約半年。営業再開を待ち望んでいた人や富山県の内外から訪れた利用客が久しぶりの温泉を楽しんでいます。
亀谷温泉 白樺の湯 金山勝之支配人:
「暖簾も新しくした。暖簾の方も男湯、女湯を亀のマークにした。ここは亀谷、亀がついているから亀のキャラクターを用いた」
午前11時のオープンに合わせ、真新しい暖簾がかけられました。
白樺の湯は、県内では珍しい強いアルカリ性の源泉かけ流しの温泉が人気で、7日は営業が始まると、オープン再開を待ちわびていた利用客が次々と訪れていました。
金山勝之支配人:
「おはようございます。きょうは早くからありがとうございます」
利用客:
「心待ちにしていました」
再開のニュースを見て初めて訪れた人もいました。
利用客:
「新しくサウナもできたので、そこを楽しみに」
館内の変わりように驚く利用客も。
利用客:
「以前はここまでだった。ここは休憩所だった」
(案内されて)「何だこりゃ!ホテルみたい。すごい」
そして、待ちわびた温泉を楽しんだ利用客からは、再開を喜ぶ声が聞かれました。
利用者:
「再開したことを知ったから是非行ってみたいなと。いいお湯だった。また来たい。ツルツルになるし」
利用者:
「復活したからびっくり。ありがたい。風呂から上がってゆっくりできるのがいい」
富山市の山あい、旧大山町の小見地区にある「白樺の湯」。
前身は、富山市の指定管理施設の白樺ハイツで2021年3月に宿泊者数の減少で閉館。
その後、地域住民の有志が市から建物と設備を無償で借り、「白樺の湯」として再開しましたが、今年3月末に燃料価格の高騰などで閉館を余儀なくされました。
地元企業の泉建設が再び運営を引き継ぎ、今月1日からの復活に漕ぎつけました。
今回のオープンに合わせ館内もリニューアル。
以前は使われていなかった座敷を改修し、休憩室と娯楽室にその休憩室にはソファやテーブルなどを置き、飲食物の持ち込み自由にしました。
そして娯楽室には囲碁や将棋、健康麻雀に卓球など無料で楽しめる設備を用意しました。
さらに地元の高齢者を対象に、自宅まで送り迎えする無料サービスも設けました。
金山勝之支配人:
「おひとりさまからでもOK。何で気兼ねなく電話していただければ。例えば冬場、雪道になると運転が心配な方も多くなる」
先週末には宮城県や福岡県などから訪れた登山客も含め、約200人が利用したということで、地域の人だけでなく訪れるようになり、幸先の良い再スタートを切っています。
今回の再開に合わせ、金山勝之支配人がこだわったのがこの地元の小学校の掲示板です。
小見小学校は支配人の母校でもあり、少しでも児童数を増やしたいと設置したそうです。
金山勝之支配人:
「どこの地域もそうだが、少子高齢化。このあたりも過疎化が進んできているので、ここに来ていただいて関係人口を増やしていければ」
白樺の湯の再スタート。そこには地元住民による地域活性化へつなげたい強い思いが息づいています。
亀谷温泉白樺の湯の入浴料金は大人で500円です。
お湯のペーハー値は9.95の強いアルカリ性で、これは全国的な美肌の湯に匹敵するそうです。今後はこれを売りにPRを図りたいとしています。
