船員を目指す学生たちを対象としたタンカーの見学会が、大船渡港(岩手県大船渡市)で10月7日に開かれ、石油を運ぶための設備について学びました。
全国内航タンカー海運組合が、県内で初めて開いた見学会には、宮古海上技術短期大学校と宮古水産高校から43人が参加しました。
見学したのは普段、国内の製油所から油槽所へと石油を運んでいるタンカーで、ガソリンは乗用車12万台分を積載できます。
学生たちは最初に甲板で、石油を積み下ろしする際の作業について説明を受けた後、実際にバルブを回し石油の流れを調節する体験をしました。
また、船の心臓部とも言える「機関室」を見て回ったり、計器に興味深く見入ったりして、船員への憧れを強めた様子でした。
宮古海上技術短期大学校の学生からは「タンカーは危険物を運ぶので、安全第一というところがすごいと感じた」「バルブがものすごい量あるのに驚いて、船の中の整頓のされ方にもすごくびっくりした」などの声が聞かれました。
企画した組合では職場のイメージを早くから持つことで、希望に沿った就職につなげてもらいたいとしています。
