奈良の平城京の跡地から、奈良時代後半の「奴婢」の売買に関する木簡が、国内で初めて見つかりました。
奈良市では、道路の建設に先立ち発掘調査を行っていて、木簡は、平城宮があった場所から南東に位置する杏町で見つかりました。
木簡は、長さ約62センチで、奈良時代の身分制度の中で労働や炊事などを行なう「奴婢」の名前や年齢に加え、売買価格や支払い方法などが記載されているということです。
【奈良市埋蔵文化財調査センター・竹村昂起さん】
「生々しい取引の様子が記録されていて、文書からでは分からない当時のより詳細な取引の内容を知ることができる」
取引の詳細が書かれた木簡が見つかったのは今回が初めてで、今後は保存処理を行ない、さらに解析を進めたいとしています。
