自転車の交通違反に反則金を科す、いわゆる「青切符制度」が導入されてから半年がたちました。
10月は自転車の事故が増えるため、北海道札幌市では警察による取り締まりが行われました。
信号無視などの違反が見られ、指導を受ける自転車利用者もいました。
「通行したら歩車分離だった。反省です」(取り締まりを受けた人)
青切符制度がスタートしたのは、2026年4月1日。
初日から信号無視をして警察官の指示に従わなかった人が摘発され、反則金6000円の青切符が交付されました。
北海道警察によりますと4月から9月までの半年間で、摘発件数は394件に上りました。
「角を歩いている時に自転車が突然来て、のけぞったことがある。自転車を怖いと思った」(歩行者)
半年間に摘発された違反行為のうち最も多かったのは、走行中にスマートフォンを使用する、いわゆる「ながらスマホ」です。
394件中341件で、全体の9割を占めています。
次いで一時不停止が15件、信号無視が12件、ブレーキ不良が11件などとなっています。
最も多い「ながらスマホ」は、反則金1万2000円が科せられます。
自転車の利用者は。
「スマホやイヤホンは、もちろん使用しない。通行が認められた広い道は歩道を通行することがあるが、狭い道は車道を通行する。今まで以上にルールをきちんと守ろうという意識を持っている」(自転車利用者)
「認められた歩道を走行する時は、10キロ以内に抑えている」(自転車利用者)
10月は特に要注意。
自転車が関連する事故は、過去5年間で10月が最も多くなっています。
そのうち約半数で、自転車側に信号無視や一時不停止などの違反があるということです。
「10~11月は自転車の事故が増える。自転車の利用者は加害者にも、被害者にもなるという意識をもって、ルールとマナーを守り安全に走行してほしい」(札幌・北署 深井 正治 交通第一課長)
青切符制度がスタートして半年、その実態は。
「いまだにルールがわかっておらず、違反をする人がいる。これからも啓発や取り締まりを進めていかなければならない」(深井交通第一課長)
自転車の運転はルールを守り、細心の注意を払いましょう。
自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度の導入から半年がたち、道内での摘発件数が394件にのぼることがわかりました。
そのうち約9割が「ながらスマホ」による摘発です。
ながらスマホによる運転は、1回で青切符の対象となり、1万2000円の違反金が課せられる可能性があります。
このほか、閉まった踏切への立ち入りや、ブレーキが壊れた自転車の使用なども即座に青切符の対象です。
悪質な場合に青切符となる行為もあります。
たとえば、自転車は原則車道の左側を走行するルールですが、歩道を走行し歩行者の妨げになるような悪質な運転をした場合は、6000円の違反金が科される場合があります。
車道の逆走や、イヤホンをつけたままの運転、傘をさしながらの運転も対象となります。
ただし、歩道走行には例外もあります。
歩行者と自転車が描かれた道路標識がある場所では、誰でも歩道を走行できます。
また、70歳以上の方や小学生以下の子どもも歩道の走行が認められています。
ただ、いずれの場合も、歩行者の妨げになる走り方は禁止されています。
日没が早くなるこの時期は、自転車の事故リスクも高まります。
事故の加害者にも被害者にもならないために、改めて自分の乗り方が安全かどうか確認し、ルールを守ることが大切です。
