10年前の熊本地震の経験からふるさとに思いを寄せ駆けつけました。
熊本市出身で大阪府警の女性警察官が先日、7月の地震で被災した八代市の避難所を訪れ、被災者支援に当たりました。
【大阪府警 井田 志織 巡査長(26)】
「10年前の熊本地震で不安を抱えながら過ごす日常を経験したので、今回の地震でも同じような思いを抱えている人がいるふるさとの力になりたいと思って志願した」
7月の地震を受け、発生当日からおよそ1カ月の間に、全国各地から延べ2万4000人を超える警察官が県内の被災地に派遣され、2カ月余りがたった今も応援態勢が続いています。
この中には避難者への防犯指導などを行う「被災者支援部隊」として大阪府警から派遣された熊本市出身の巡査長がいます。
井田 志織 巡査長(26)です。
10年前の熊本地震のときは高校1年生で、熊本市の自宅でも断水が発生。
日常が一変し、不安な日々を過ごした経験から今回、志願したといいます。
派遣期間は、9月25日からの10日間で、およそ20人が身を寄せる八代市日奈久町の避難所を訪問。
災害に便乗した犯罪被害に遭わないよう見回りを続けながら一人一人に声をかけます。
【井田巡査長と避難者】
「覚えてくださっていますか?」
「覚えているよ」
「体調は、お変わりないですか?」
「血圧が、ちょっと高い」
「地震に便乗して『警察官です』『市役所です』と電話が増えてくるかもしれないので、知らない番号には出ないように」
被災者も笑顔で声をかけられ、励まされた様子です。
【避難者】
「やっぱり、回ってもらうと安心感がある」
【避難者】
「みんな一生懸命してくれるから安心。頼もしい」
児童虐待や家庭内暴力から被害者を守りたいと警察官を志した井田巡査長。
生まれ育ったふるさと・熊本に思いを寄せています。
【大阪府警 井田 志織 巡査長(26)】
「家族や友人が熊本にいて、離れていても熊本を大切に思う 気持ちは変わらないので、熊本の方々が一日も早く安心・安全に暮らせることを願っています」
