90歳目前とは思えない軽やかなフットワークに力強いショット。生きがいは卓球という89歳の男性が9回目の「ねんりんピック」へ。練習後には大好きな晩酌。楽しみながら歳を重ねるその姿は元気に満ちている。
「私のレシーブは天下一品」
佐賀・鳥栖市に住む内田勝己さん(89)は卓球を始めて70年。これまで全国大会で優勝するなど様々な大会で好成績を残してきた。
しかし内田さんの挑戦はまだ終わっていない。

内田さんは、60歳以上が出場する「ねんりんピック」の県予選で優勝し、全国大会への切符を手にした。ねんりんピック出場はなんと9回目だ。

「私のレシーブは天下一品」と話す内田さん。まっすぐに伸びた背筋。ボールを追う動体視力。軽やかなフットワークと力強いショットは90歳目前とは思えないプレーだ。
「卓球は楽しい。生きがいです」
内田さんは鳥栖市内のラージボール卓球クラブに所属し、週に4回練習に励んでいる。クラブの平均年齢は75歳。最高齢は内田さんだ。

仲間たちと冗談交じりに笑顔でおしゃべりするのも楽しみのひとつだが、練習が始まるとその表情は一変。真剣な目でボールを追い始める。

内田勝己さん(89):
楽しい。卓球は楽しいです。生きがいです。卓球が

3分間のプレーのあと10分間の休憩。高齢の体をいたわりながらも、この日は3時間しっかりと練習に打ち込んだ。
「健康の秘訣は大好きなお酒」
練習を終え帰宅後、内田さんが楽しみにしているのが晩酌。キッチンに立ち酒の肴も自分でつくる。

内田勝己さん(89):
これが楽しみです。おいしくいただけているのは卓球のおかげでしょう

「健康の秘訣は大好きなお酒」と話す内田さん。練習後の一杯は欠かせないという。
毎日を楽しみながら元気に歳を重ねる
内田さんが元気に卓球を続ける姿は周りの仲間の目標にもなっている。

卓球仲間の男性(80):
90歳まで元気で内田さんみたいに卓球ができるような体をつくりたい

内田勝己さん(89):
生きがいです。皆さんと卓球するのが楽しいです。体の続く限り卓球をしたいと思っています

卓球に晩酌に仲間とのおしゃべり。9回目のねんりんピック出場を決めた内田さんは毎日を楽しみながら元気に歳を重ねている。

