ここ何日かはさわやかな秋晴れですが、宮城県七ヶ宿町では長雨の影響でソバが不作となっています。まもなく迎える新そばの季節を前に、地元のそば店は頭を抱えています。
七ヶ宿町にある「農民そばや芭蕉庵」。
豊かな自然環境で育った七ヶ宿のそばを求め、連日、多くの人が訪れています。
来店客
「開店の時から来てます。おいしいですよ」
まもなく迎える新そばの季節…。
しかし、今年は長雨の影響でソバが不作となっています。
農民そばや芭蕉庵 山田益広代表
「この通り雨ばかり降っているので、土が乾かないから」
芭蕉庵の代表、山田益広さんによりますと、今年は種まきを行う7月中旬から8月上旬にかけて雨の日が多く、水はけの悪い一部の畑では発芽しても根が腐ったり、大きく成長しないなどの被害が出ているそうです。
農民そばや芭蕉庵 山田益広代表
「こうやって水を切ってある。種をまくとき、一段低くして雨が降った時に水が集まるように、そういう工夫もしてあるが、それでも毎日雨に降られると、乾かないから根腐れを起こしてしまう」
順調に育った畑ではソバの収穫が進んでいますが、豊作だった去年に比べ、収穫量は3分の1ほどに落ち込む見込みです。
農民そばや芭蕉庵 山田益広代表
「ソバは水にすごく弱いので、雨の多い年は不作になってしまう」
山田さんは来年の収穫まで提供できるソバが不足する恐れもあることから、北海道産のソバ4.5トンを、緊急で買い入れたということです。
農民そばや芭蕉庵 山田益広代表
「いくらかでも採れるのであれば、育ててきたソバなので、収穫して新ソバとしてお客さんに提供したい」
店では10月下旬から「新そば」の提供を始める予定です。
