第七管区海上保安本部は1日、福岡県北九州市の洞海湾の交通管制を関門海峡の管制に統合して運用を始めました。
工業地帯の中を水路状にのびる奥行き約13キロの洞海湾では、大正時代に八幡製鉄所が設けた信号所を引き継ぐ形で若松海上保安部が交通管制室を設置し、安全な航行のための管制や情報提供にあたってきました。
七管本部は業務効率化のため洞海湾の管制室を無人化し、関門港全体を管轄する門司区の関門海峡海上交通センターに業務を統合することになり1日、引き継ぎ式が行われました。
今回の統合で洞海湾と関門海峡の一体的な管制が可能になるほか、船舶側もこれまで双方に行っていた通航の連絡が1カ所で済むため利便性が高まるということです。
長年担ってきた業務を引き渡した若松海上保安部の村山謙治部長は「管制室は無人化されるが、高機能カメラなどを使った一体的な管制によってスムーズな運航が可能になり、さらなる安全性の向上につながる」と話しました。
