10月1日から「国慶節」の大型連休が始まった中国。
連休期間中、旅行などで移動する人の数は、延べ21億人以上にのぼると見られています。
万里の長城には、午前8時前にもかかわらず多くの観光客が集まり階段を上っていっていました。
「きょうは国慶節なので、北京の国慶節の雰囲気を味わいたくて来ました。特に万里の長城を登りたかったです」と話す人もいました。
一方、中国・上海の空港には朝早くから大きなスーツケースを持った人たちが長い列をつくっていました。
空港は、大型連休を海外で過ごす人たちが訪れていました。
ただ2026年は、その行き先に変化が生じています。
例年人気が高い日本の都市は、中国政府が渡航を控えるよう呼び掛けている影響で、上位に入っていません。
代わりに旅行者が増えている都市が、韓国のソウルです。
「ソウルです。私は日本の方が好きなんですが、妹は韓国に行きたがっていました」と話す人もいました。
2026年7月に韓国を訪れた中国人の数は、2025年と比べて、29%増加しました。
ソウルの人気観光地には1日も、多くの中国人観光客が訪れていました。
中国人観光客:
韓国にはおいしい料理がたくさんあると聞き、体験したいと思いました。
一方で、地元の住民は不満顔です。
地元の住民からは「すごくうるさくて、マナーもひどいです。ごみとかを門の見えない隙間に差し込むんです」「一番ひどかったのは、行き止まりの路地でこんなことをしたそうです、『用便』」といった声が聞かれました。
中国人観光客のマナー違反を指摘する多くの声。
1日も、建物の入り口に座り込んでスマホを見たり、扉の取っ手に手をかけて、記念撮影したりする様子が見られました。
