今シーズンからJ2に昇格したテゲバジャーロ宮崎。活躍の場はピッチの上だけでなく、地域イベントへの参加などホームタウン活動にも及びます。
この活動のキーパーソンとして、テゲバジャーロ宮崎に今年度から1人の職員が加わりました。
(テゲバジャーロ宮崎 荻原旦士さん)
「ハーフタイムになったら、ボールは椅子の下に置いて戻ってきてください」
9月26日、いちご宮崎新富サッカー場。キックオフを前に、ボールパーソンの高校生に試合中の動きを説明していたのは、テゲバジャーロ宮崎の荻原旦士さんです。
(テゲバジャーロ宮崎 荻原旦士さん)
「市役所(の仕事)とは全然違うなと思うんですけど」
実は、荻原さんは宮崎市の職員。今年4月から2年間テゲバジャーロ宮崎に出向し、ホームタウン担当として働いています。
ホーム戦の日には、スタジアムで関係者やマスコミの受付なども行います。
(テゲバジャーロ宮崎 荻原旦士さん)
「チームのことを、地域の方や学生が応援してくれているのを肌で感じているので、この熱量をさらに広げていけるように、地域の人とこのクラブをつなぐ役割を、うまく果たせていければと思っています」
宮崎市は、人材育成のため、職員の出向制度を取り入れていて、現在は国や他の自治体、民間企業などに、およそ70人が出向しています。
テゲバジャーロ宮崎への出向は今年度からスタート、その狙いについて宮崎市の永山副市長は・・。
(宮崎市 永山英也副市長)
「(テゲバジャーロ宮崎では)他の場所では経験できないような体験が、たくさんできるのではと思った。ホームタウンの宮崎市としてできることは、市民が応援すること。いま荻原さんは出向をして、ホームタウンでのイベントの形成や自治体との連携をしてくれている。まさにそれがファンを増やしていく取り組み」
Jリーグが地域に根ざした活動を重視する中、新富町や宮崎市など4つのホームタウンを抱えるテゲバジャーロ宮崎にとっても、ホームタウン活動はクラブ運営の土台となります。
(テゲバジャーロ宮崎 原田美都子ホームタウンオフィサー)
「(ホームタウンは)地元になくてはならないテゲバジャーロ宮崎になるための基本。ホームタウン活動を一番頑張っていくことが、クラブのサポーターを増やしたりなど、一番根っこのところになると思う」
荻原さんの仕事は、主に、行政などとのイベント開催に向け調整を行い、現場に立ち会うこと。
9月30日も朝から宮崎市が主催する交通安全キャンペーンに選手2人ともに参加し、交通安全を呼びかけたり、SNSで使えるよう選手が活動している様子を撮影したりしました。
(テゲバジャーロ宮崎 元木漣選手)
「普段しないことなので、いい経験になっていると思います。こういうところで(地域に)貢献していきたいと思います」
この他にも、幼稚園でのサッカー教室や子ども食堂への支援など、様々なホームタウン活動に取り組んでいます。
(テゲバジャーロ宮崎 荻原旦士さん)
「テゲバジャーロ宮崎も、ただのサッカーをやるチームではなくて、地域のために財産を残していけるようなチームになっていけるように、私も力を貸せればと思っています」
J2に昇格したテゲバジャーロ宮崎では、ホームタウンを巻き込み地域一体となったクラブ作りが進んでいます。
