台風26号と秋雨前線の影響で、大気の状態が不安定となった日本列島。
台風から遠く離れた場所でも影響が出ています。
屋根が吹き飛ばされていたのは青森・五所川原市。
28日午後2時半過ぎ、突風とみられる風が吹き、住宅11軒の屋根が吹き飛ぶなど被害が相次ぎました。
住宅から飛ばされたトタン屋根が電柱に巻き付いている様子も見られました。
屋根が吹き飛ばされた住宅を取材すると、1階は無事でしたが2階では屋根はなくなり、部屋はむき出しの状態になっていました。
屋根が飛んだ家の住人・萬屋勇さん(86):
下(1階)でテレビを見ていた。急に風が強くなったと思ったら、急にガーッと持っていかれた。竜巻だと思う。
部屋の隅にあったという大きなたんすは倒れていました。
家族はけがはなく、無事だったといいます。
屋根が飛んだ家の住人・萬屋勇さん(86):
これからどうしたらいいか分からない…。86歳にもなってこんなことになるとは思わなかった。
住民からは「見たことない。なんぼ突風吹いても、こういうことはない。雲の尻尾、グルグル巻きの竜巻」「75年生きてきたけどないよ、竜巻だよ」などと、驚きの声が上がりました。
青森地方気象台は突風による被害とみて、調査を行っています。
一方、台風25号の被害が長期化している千葉県では、日ごろの備えによって土砂崩れから逃れることができた人も。
台風25号によって土砂崩れが相次いだ千葉・茂原市。
土砂崩れが起きた現場では、手前の家のガレージが土砂で埋まってしまっていました。
2023年の写真には住宅の裏には木々が生い茂る様子が写っていましたが、山肌がむき出しになるほど大きく崩れていました。
こちらの住宅で1人で暮らしている女性は、台風25号が接近した21日、いつもと違う音を聞き、隣の家に避難することにしたといいます。
ところが、押し寄せた土砂で門が開かなかったため、隣の家との間にはしごをかけてもらい、避難することができたといいます。
住人:
早く降りておいでってこちらの奥さんが激励してくれたので、とにかく何とか。グズグズしているうちに次の土砂が、丸太なんかが落ちてきて。だからもう少しそこにいたら、丸太の中に、下になっちゃったかもしれない。
女性は、日ごろから隣の家の住人から、緊急の場合には避難してくるよう声をかけられていたといいます。
台風26号は30日以降次第に八丈島に近づくとみられ、離れている千葉でも雨が続く見通しのため、警戒が必要です。
