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アーチェリー田口惣一朗選手 家族の支えを力に変えて70m先の的を射抜く【宮崎国スポ】

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宮崎県で開催される国民スポーツ大会のアーチェリー競技(成年男子)に、家族の温かい支えを胸に挑む選手がいる。県立延岡星雲高校で教諭を務め、日本代表の経歴も持つ田口惣一朗選手。熊本から宮崎へ家族で移住し、生徒の指導と自身の競技生活を両立させる日々の中、大舞台にかける熱い思いに迫る。

70m先へ放つ精密な矢

真剣な表情で練習に取り組む国スポのアーチェリー競技・成年男子の田口惣一朗選手。

田口選手は2022年に日本代表チームのメンバーに選出され、滋賀県で開催された国民スポーツ大会では成年男子団体で7位入賞を果たした。

田口惣一朗選手は宮崎国スポへ向けて「今はワクワクの気持ちが強い」と話す。

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アーチェリー競技は70m先の標的を狙って矢を放つ。中心に命中すると最高得点の10点を獲得できるが、その中心の黄色の円の直径はわずか12.2cmしかない。

田口惣一朗選手:
「これぐらいの強さの風だから、ちょっと右を狙った方がいいかな」とか、環境の様子なども全部分析して、それを踏まえて修正をして射ている。標的の黄色の部分に当たるのがメインで、たまに赤とかに外れたりするけど、練習で外れるのは修正材料。

部活動指導と両立する日々

田口選手は競技者として練習に励む一方、延岡星雲高校アーチェリー部の顧問として部員の指導にも当たっている。

練習場では生徒のフォームを確認し、腕の動かし方や力の釣り合いについて丁寧に助言を送る。

延岡星雲アーチェリー部 川﨑将宏キャプテン:
田口先生は日本代表チームに所属していたし、そういう人から直接アドバイスをもらってすごく成長できた。

家族の支えを胸に舞台へ

熊本県出身の田口選手は、家族とともに宮崎県延岡市へ移住して4年目を迎えた。

田口惣一朗選手:
宮崎県が国スポに向けて競技力の強化を図っていることを知って、ここでなら自分の力を生かせると思って宮崎県に移住した。

妻の仁美さんに移住の考えを打ち明けた際、突然の相談に驚きはあったものの、最終的には家族全員で挑戦を応援する温かい言葉をかけてくれたという。

田口惣一朗選手:
びっくりしていましたけど、難しい決断でしたが最終的には僕の夢や活躍を家族で応援してくれるとうれしい言葉をもらって。

田口選手は「挑戦を快く受け入れてくれた家族には感謝しかない。精一杯やり遂げることが最大の恩返しになる。最後まで諦めず、息子には強い父親の姿を、妻にも頼もしい姿を見せたい」と強い決意を口にした。

宮崎県への恩返しを誓う

新天地となった宮崎県への愛着も深い。

田口惣一朗選手:
出身は熊本県だけど心は宮崎県民のつもりでいるので、支えてもらった分の恩返しが宮崎県民としてできたらと思う。私にとっての国スポは「感謝と自己実現の舞台」。

宮崎県で開催されるアーチェリー競技は、高原町総合運動公園多目的芝生広場で行われる。田口選手が宮崎の空にどんな美しい軌跡を描くのか――。熱戦に注目だ。

(テレビ宮崎) 

テレビ宮崎
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