障スポ(全国障害者スポーツ大会)の正式競技「フライングディスク」。来年の宮崎障スポでの活躍が期待されているのが宮崎市在住の黒木鈴佳選手(35)だ。飛距離を競う「ディスタンス」と正確性を競う「アキュラシー」の2種目での頂点を狙う。この競技と高校時代に出会い、社会人になって本格的に開始した黒木選手は、一昨年の佐賀大会では両種目で3位に輝き、今年の青森大会への出場も控える。来年に迫る地元・宮崎での障スポを見据え、日々の練習で自己記録を更新するなど進化を続ける黒木選手のひたむきな挑戦に迫る。
宮崎障スポでの活躍に期待!黒木鈴佳選手
8月16日、宮崎市の公園で総合型スポーツクラブ「半九レインボーSC」による練習会が行われた。

選手たちが取り組んでいるのは、障スポの正式競技で身体障害や知的障害のある人が出場する「フライングディスク」だ。

フライングディスクには、円形のゴールを狙ってディスクを投げ、通過回数を競う「アキュラシー」と、飛距離を競う「ディスタンス」の2種目がある。
2027年の宮崎障スポへの出場を目指して練習に励む選手たち。
その中でメダル獲得に期待がかかるのが宮崎市在住の黒木鈴佳選手(35)だ。

黒木鈴佳選手:
全国大会に行きたいという気持ちが強くて、1位を取りたい。
知的障害がある黒木選手は、高校時代にフライングディスクと出会い、社会人になってから本格的に競技を開始した。

黒木選手は着実に実力を伸ばし、2024年に佐賀県で開催された障スポにおいて両種目で3位に入る快挙を成し遂げた。2026年に開催される青森障スポにも宮崎県代表として出場が決まっている。

県障害者フライングディスク協会 藤本啓介事務局長:
彼女はフォームに柔軟性があるので、力を抜いてからディスクを上手に投げられる。アキュラシー、ディスタンス両方とも万能にできる選手は少ないので、そういった面でお手本になる。宮崎の選手の中でも先頭に立って選手たちを引っ張ってくれる存在。

この日の練習で黒木選手は、投げ出すタイミングやフォームを一投一投念入りに確認し、プレッシャーのかかる本番でも正確にコントロールできるよう試行錯誤を繰り返した。
そして、練習の最後に行われた記録測定では、見事に自身の最長記録を上回る49メートルを記録した。

黒木鈴佳選手:
風を見て、今ならいけると思って投げた。自己新記録が出たからとてもうれしい。
チームのメンバーに支えられながら、ひたむきに競技に打ち込こんできた黒木選手。
進化を続け、宮崎障スポに挑む。

黒木鈴佳選手:
宮崎障スポは、少しプレッシャーはあるが、楽しみが違うと思う。
目標は金メダルを2個とることです。
宮崎障スポのフライングディスクは、2027年10月23日から25日の間、県総合運動公園陸上競技場にて開催される
(テレビ宮崎)
