24日に富山県南砺市で登山中の男性がクマに襲われたことを受け、県は緊急の会議を開き、山に入る際の対策を周知することを確認しました。
会議には、県や各市町村の担当者など、約50人が出席しました。
24日の午前、南砺市上平の登山道で登山をしていた70代の男性がクマに左足を引っかかれ、全治1週間から2週間のケガをしました。
会議では県が、4月から先月までのツキノワグマの出没件数が262件と、統計開始以来過去最多となった一方、今月の出没件数は24日時点で12件と、大量出没となった1年前に比べ大幅に減る見通しだと説明しました。
また、県の調査では、今年、クマのエサが「豊作」または「並作」で、この秋に大量出没する可能性は低いとみられています。
ただ、専門家は、山間部では例年通りの備えが必要だと話します。
*県自然博物園ねいの里 間宮寿頼館長補佐
「クマに(人間の)存在を教えるために鈴を持っていくとか、クマスプレーももしものために使えるように準備しておく」
県は山に入る際、鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、複数人で行動するなど、対策の徹底を呼びかけています。
