八ヶ岳連峰の蓼科山頂の方位盤に上がった東京都の65歳女性が転落し、ヘリコプターで救助されました。
遭難したのは東京都練馬区の65歳の女性です。
警察と消防によりますと、女性は24日に4人パーティで蓼科山に入山し、標高約2530メートルの山頂付近の方位盤に上がった際に転落。午後3時過ぎに「登山中に転倒して頭部から出血している」と女性の同行者から119番通報がありました。
これを受け、午後5時過ぎに長野県の消防防災ヘリが救助し、諏訪市内の病院に搬送したということです。
女性は頭部を負傷しましたが、命に別条はないということです。
女性は1泊2日の計画で入山していたということです。
蓼科山は八ヶ岳連峰の北端にあり、遠くからでも目立つ円錐形の特徴的な山容で知られています。いわゆる「日本百名山」の一つで、季節を問わず多くの登山者が訪れます。
方位盤は多くの有名山岳に設置され、山頂から見える山の位置や名前を特定するいわゆる「山座同定」の参考にされています。
石造りの台の上に山の形や名前を刻んだ金属製の丸い板を置くことが多く、北アルプスの白馬岳の方位盤の台を人力で担ぎ上げたエピソードは、新田次郎の小説「強力伝」の題材となりました。
