愛媛県内では今年、特殊詐欺の被害額が8月末時点で去年の同じ時期の2倍を超えています。被害に遭いやすいのが高齢者。松山市の介護施設で警察による防犯教室が24日に開かれました。
警察官:
「電話に出たら相手は『警察です』と言ったので指示に従わないといけない。〇か×か!警察官ですよ~」
警察官がクイズ形式で質問している相手は、デイサービスを利用する高齢者10人。防犯教室では警察官が〇×クイズを交えながら、特殊詐欺の中でも最近になって多い手口を紹介しました。
警察官:
「警察官といっても信用してはいけません。ここに写っているこれ、みんな警察って言ってますけど、全員ニセモノです」
モニターに映し出されたのは、制服姿や警察手帳のような物を手にしているなどするニセモノの警察官。SNSのビデオ通話を利用していて“本物の警察官”と思わせる手口です。
教室ではこのほか、詐欺の手口が描かれたカルタにも挑戦し、高齢者らは楽しみながら被害を防ぐポイントを学んでいました。
98歳の利用者:
「年齢が高くなってからは(電話に)出ないようにしておりましたので、(対策としては)家族のものに話しして若い者に色々とアドバイス貰います」
愛媛県内で今年確認された特殊詐欺の被害額は8月末時点で約22億5700万円に上り、去年の同じ時期の2倍を超えています。
施設は今後も定期的に防犯教室を開き、被害防止につなげたいとしています。
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