復興に向け、歩みを進める商店街、その一角で、先週?、店舗を焼失した婦人服専門店が営業を再開しました。
再び商店街での営業再開にこぎつけた店主の男性がその胸の内を明かしました。
本格的に始まった被災建物の解体作業。
その様子を見つめるのは川島徹久さん。
「サンロードなかまち」で婦人服専門店「カワシマ本店」を経営しています。
カワシマ本店・川島徹久社長:
一言ホッとしているに尽きる。
この商店街で3つの店を経営していた川島さん。
3カ月前の火災で主力店舗の「本店」が全焼しました。
火災が発生したのはその日の営業終了後。
出火から1時間ほど経ったころスタッフが撮影した写真…
建物が炎に包まれ、ショーウインドウはオレンジ色に染まっています。
あれから3カ月…
川島さんは先週?、かつての「本店」の向かいにあった学生服専門店を改装し、新たな「本店」として営業を始めました。
カワシマ本店・川島徹久社長:
色んな気持ちもありますけど、待ってもしょうがないという気持ちもありますし、一歩一歩自分たちができることをしていった結果、24日オープンになったわけですから。
新しい「本店」は以前の半分ほどの広さ。
狭さを感じさせないようレイアウトやデザインを工夫、洋服や帽子、カバンなど以前とほぼ同じ品揃えの納得できる店ができたといいます。
営業再開初日、待ちかねた常連客が次々に訪れ、川島さんや店員と久しぶりの再会を喜びあっていました。
常連客:
待ってました。
こちらで色々そろえてもらってますので。
ここを起点にして早く復旧してほしい。
ほかの店より一足早くこの商店街で営業再開にこぎ着けましたが、川島さんには少し複雑な思いも残ります。
カワシマ本店・川島徹久社長:
オープンできて嬉しいけどその反面、なかなか手放しでは喜べないと言います。
我々は一つ一つ自分たちのできることをやっていかないと、スタッフもいますし。
お客様もいるので、全焼した川島さんの店は10月1日に解体される予定です。
火災後の新しい街の姿がまだ描けない中、川島さんは不安を抱えながらも、前を向きます。
