8月、指定薬物であるカンナビノールいわゆるCBNを所持したとして、薬機法違反の疑いで宮崎市内に住む21歳の男2人が逮捕されました。
CBNは大麻に含まれる成分で、今年6月に指定薬物に指定されてから県内では初めての検挙となりました。
警察はCBNの危険性を訴えるとともに、若者へのまん延に警鐘を鳴らしています。
(宮崎県警刑事部組織犯罪対策課 宮下直典理事官)
「カンナビノールとは大麻草に含まれる成分の一種で、通称・CBNと呼ばれています」
CBNは大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール・THCに熱や光などを加え酸化させたものです。
(宮崎県警刑事部組織犯罪対策課 宮下直典理事官)
「一般的にいうとリキッドタイプでそれをスティック状にして、それを水蒸気として体の中に摂取するタイプが多く販売されておりました」
CBNを摂取するとリラックス効果などがあるとされ、規制以前はインターネットなどでも手軽に購入できるものでした。厚生労働省によりますと、全国ではCBNを含む製品を摂取し、めまいや気分が悪くなるなどの健康被害が生じたと疑われる事案が確認されていました。
(宮崎県警刑事部組織犯罪対策課 宮下直典理事官)
「CBNは脳の働きを乱し、意識や判断力に影響を与えるほか、幻覚などを引き起こす恐れがあります。大麻を使用した場合と同様の健康上の被害が発生する恐れがあるとして、厚生労働省において今年6月1日から指定薬物として指定されています」
大麻由来の成分であるCBN。
県警によりますと、去年県内で大麻により検挙された人数は117人と過去最多となり、このうちの約8割を10代と20代が占めました。
警察はCBNについても若者の間でまん延するおそれがあるとして注意を呼びかけています。
(宮崎県警刑事部組織犯罪対策課 宮下直典理事官)
「安易に友達の誘いに乗ったりだとか、これを使わないと自分が仲間外れになるんじゃないかとか、そういったことの意識を手を出さないようにしてもらいたい、自分の意識を強く持ってもらいたいと思います」
CBNの使用・所持などについては、3年以下の拘禁刑もしくは300万円以下の罰金、またはこれを両方科される場合があります。
