去年から一変、価格が下落している今年の新米。
翻弄されるコメ農家も少なくありません。
「体験」と「祭り」を融合させ農家の現状や食の魅力を伝えるイベントが開かれました。
「ようこそ三原市大和町にお越しいただきましてありがとうございます!」
(拍手)
20日、三原市大和町に集まったおよそ200人の参加者たち…。
鎌を手に向かったのは…。
収穫期を迎え黄金色に染まった田んぼ。
【参加した親子】
「ここを持って…(刈る)おお~!できた!」
秋の日差しに照らされ輝く稲穂を前に、親子で力を合わせて刈り取っていきます。
【参加した女の子】
「いっぱい美味しいご飯が食べたい」
【広島市内から来た人】
「なかなか畑とか田んぼって近くにないので子どもが自然のものに触る機会がなかなかないのでとてもありがたい」
農家の減少やコメ離れの現状を変えたいと6回目の開催となる稲刈り体験イベント。
今回は参加者のほとんどが「町外」
3分の1は「県外」から訪れたといいます。
【米農家 吉岡康仁さん】
「いまちょっと暮らしづらい。これはちょっと難しいなというところまで来てますので。本当に何でしょう…この現状をまず知ってもらわないことには難しいなっていうのがやっぱありますよね」
「去年値段が上がったことでさらに加速したと思うんですけどちょっとやっぱお米は高いもんだからやめようとか、買い控えもあったと思うんですよね。そういったものも仕方がないとは思うんですけどもやっぱりその原点、お米(文化)というものに帰ってきてほしい」
訪れた人たちも体験を通して、翻弄される農家の思いを受け止めていました。
【参加した人】
「これだけ手間がかかっているのにあれだけ安いっていうのは、ありがたいんですけどね、消費者としてはありがたいんですけども、農家さんからしたらやっぱり高いのが当たり前なんじゃないかなって。一定の安定した農家さんの収入になればいいなと思う」
【参加した人】
「スーパーで売っているのだけ見てもただ高いなと。種類を見てだけの判断になってしまうんですけど。ここを知ってからオンラインで買おうかなというきっかけになったりとかしているので、私は高かったとしても、知り合いから買いたいとか、知っている人から買いたいという思いは強くなりましたね」
【参加した子ども】
Qこれからどういう風に食べたい
「感謝しながら」
また稲刈り体験だけでなく、農業の未来を明るく楽しいものにしたいという思いを込めて近くの神社を会場に祭りも開催。
飲食ブースでは、この地でできた新米の味に驚く人の姿もありました。
【参加した男の子】
「甘い!」
【子どもに食べさせる親】
「すごいね、米だけでいつも食べないのに」
【米農家 吉岡康仁さん】
「日本全体の米が売れるようになってほしいなって願い込めてますので。やっぱりしっかり食べてほしいですよね。作ったものが消費されないから値段が左右したり安くなってしまったりとかもあるのでしっかり食べてもらう。これをやってもらいたい」
「日本のコメは…世界一!」
