ドイツの州議会選挙で極右政党「AfD」が第1党となる一方、メルツ首相率いる「CDU」は全議席を失う歴史的な敗北を喫しました。
州選挙管理委員会の暫定結果によりますと、ドイツ北東部のメクレンブルク・フォアポンメルン州で20日に行われた州議会選挙で、移民排斥などを訴える極右政党「AfD=ドイツのための選択肢」が得票率38.2%で第1党となりました。
一方、メルツ首相が党首を務める「CDU=キリスト教民主同盟」は4.9%にとどまり、議席獲得に必要な5%を下回って州議会の全議席を失いました。
メルツ首相は21日の会見で、今回の結果について「劇的で前例のない結果だ」とした上で、「連邦政治、そして私自身も大きな影響を与えた」と自らの責任を認めました。
一方、AfDの州首相候補は「CDUにとって壊滅的な結果だ」として、「首相は年末までもたないだろう」とメルツ氏の退陣につながるとの見方を示しました。
これに対しメルツ首相は、党内で自身の進退など人事をめぐる議論は「誰からも一切出ていない」と説明し、続投する考えを示しました。
