台風25号による関東での記録的大雨について、災害対策チームの粕尾祐介記者とお伝えします。
――各地で大雨となりましたが、21日午後11時半現在の警報、そして注意報の状況を教えてください。
現在、雨は多くの地域で小康状態となっています。
気象庁の警報が出ているマップで、どの地域で危険警報が出ているか見ていきます。
伊豆諸島の東京・大島町では、先ほどまで「レベル5土砂災害特別警報」が発表されていましたが、現在は「レベル4土砂災害危険警報」となっています。
千葉県では多くの地域で「レベル4土砂災害危険警報」が発表されています。
また、神奈川県の三浦半島、横浜市南部や鎌倉市、茨城県の千葉県との県境で「レベル4土砂災害危険警報」などが発表されています。
引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
――今回の台風は関東を中心に記録的な雨量となったようですね。
東京・大島町や千葉・木更津市、千葉市などで48時間降水量の観測史上1位を更新しました。
木更津市では400.5mm、千葉市では419mmを観測しています。
8月の千葉豪雨よりも48時間の総雨量が多くなった地点もありました。
――今回の台風による大雨のエリアも同じような所になるんでしょうか?
今回の雨の被害があったエリアも、8月の千葉の豪雨と同じようなエリアで被害が発生しています。
道路の冠水や川の越水についても同じような場所で再び被害が発生している状況です。
また、前回とは違う部分として、8月は短い時間での大雨でした。
今回は長い時間をかけて雨が降り続いているため土砂災害に警戒が必要です。
また、台風は離れましたが、沿岸部では引き続き高波に警戒をしてください。
――雨のピークを過ぎた所でも何か今夜、備えられることはあるんでしょうか?
今後の停電などに備えてスマートフォンなどは事前に充電をしてください。
そして、今夜、崖の近くや斜面などの自宅で過ごされる方はできるだけ2階以上で就寝をするようにしてください。
また、崖や斜面から離れた部屋で休むようにしてください。
低い土地の浸水では水が引くまで時間がかかる場合もあります。
また、川の水位が下がるまでは時間がかかる場合がありますので、今のうちに川の様子を見に行くなど、絶対にしないようにしてください。
雨が弱まった後も決して油断せずにできるだけ安全な場所でお過ごしください。
