連休を襲った台風25号は21日夜、関東地方に最も接近し、各地で道路の冠水や土砂災害が相次いでいます。
21日午後5時半ごろの千葉・市原市では、道路が冠水し車が水没していました。
神奈川・横須賀市では土砂崩れが発生し、大量の土砂が道路に流出。
土砂崩れの影響か電柱が斜めに傾いていたほか、バスが動けなくなっていました。
首都圏を暴風域に巻き込みながら関東に最も接近した台風25号。
各地で9月の総雨量を塗り替えるほどの記録的な大雨となりました。
東京・新宿駅前では午後5時ごろ、激しい雨と風に思わずしゃがみ込む女性の姿もみられました。
神奈川・横浜市では午後2時過ぎ、マンホールのふたが外れて水が激しく噴き出し、そばにある建物の高さを超えるほどまで水柱が上がっていました。
千葉市中央区蘇我では午後5時半ごろ、車が1台ゆっくりと徐行していましたが、水のたまった道路を前に通過するのをやめ、バックする様子もみられました。
千葉・鎌ケ谷市の住宅では午後5時過ぎ、床上浸水が起きていました。
そして、東京都心でも土砂崩れが発生しました。
品川区では、目黒川沿いに建つマンションの裏手で土砂崩れが発生。
土砂崩れの影響か、マンションに駐車された車のタイヤが土に埋まっていました。
目黒区では、住宅ののり面が長さ約16メートルにわたって崩れ落ち、崩れた土砂が向かいの駐車場に止められていた車に当たりました。
けが人はいませんでしたが、のり面が崩れ落ちた住宅の基礎は丸見えの状態になっていました。
各地で、浸水や土砂災害などを引き起こしている台風25号。
その影響は接近前から起きていました。
8月の豪雨で大きな被害が出た千葉県。
午前10時40分ごろの市川市ではマンションの駐車場が雨水で冠水し、午後0時半過ぎの大網白里市でもコンビニエンスストアの駐車場が雨水で冠水していました。
被害はシルバーウイークでにぎわうはずの観光地でもみられました。
東京・八丈島のホテルでは停電が発生。
取材中に電気が復旧したかと思えば再び停電に。
東京・伊豆大島では道路が川のような状態になり、神奈川・鎌倉市では鶴岡八幡宮に向かう道路が冠水し通行止めになっていました。
静岡・熱海市のJR熱海駅前では、タクシー待ちの行列で大混乱に。
タクシー待ちの客:
(Q.どれくらい待っている?)1時間半くらい。電車とかバスが止まっているんじゃないか。最悪って感じ。
朝から断続的に続いた雨の影響で、屋根のあるアーケード街に駆け込む人たちでにぎわっていました。
千葉・浦安市の東京ディズニーリゾートでは、多くの来園者が屋根の下で雨宿り。
レストランも冠水する被害が出ました。
都内から来たという人からは「ウィッグが風で崩れないか心配」「モチーフが海なので“水にぬれてももう平気だ!”という勢いで来た」といった声が聞かれました。
激しい雨は21日夕方になっても続き、バス停には必死に雨をしのぐ人の姿もみられました。
沖縄から来た人:
沖縄から旅行に来たけどびしょぬれ。
午後8時過ぎの千葉駅のタクシー乗り場では長い行列ができていました。
中国地方から来た人:
(タクシーは)1時間に1、2台。3~4時間くらい(待っている)。移動ばかりで何もできていないので、次来る機会ができた。次は楽しもう。
青森から来た人:
千葉の息子のところに来たが、こういう状況になっているとは夢にも思わず。(明日の)朝一で来ればよかった。(Q. 疲れてない?)足が痛い。
各地で大きな被害を出している台風25号。
今後も道路の冠水や土砂災害などに十分警戒してください。
