元号が令和に変わり8年。高知県香美市のJR土佐山田駅近くにある「ゑびす商店街」で、懐かしい昭和の時代をテーマにしたイベント「ゑびす昭和横丁」が9月12日から2日間、開催された。
2年ぶりの開催 活気を取り戻した商店街
かつては多くの店舗が軒を連ね、にぎわいを見せていた商店街も時代の流れとともにシャッターを下ろす店が増えていた。
イベントは、「かつてのようにシャッターを開けてお客さんを迎えよう」という地元の人々の思いから企画された。メイン会場の改修を経て2年ぶりの開催となった今回、いつもは静かな軒先も大盛況となった。
お小遣いを握りしめて買い物を楽しむ子どもたちの姿があり、りんごあめをなめてほほえむ表情がイベントの温かさを物語っている。
昭和を彩った名車たちとレトロな体験
商店街の通りには、県内外から昭和の名車が集結した。
とがったテールランプが目を引くバイクや、フロントガラスがそのままドアになっている常識外れの車など、古いものに心ときめかせる愛好家たちの姿があった。
昭和40年代に生産された車に乗り込んだ記者も、細いハンドルとベンチシート、重みのあるドアの音に興奮を隠しきれなかった。
さらに、会場周辺では昭和40年代に生産されたボンネットバスも特別に運行。
所有者によれば乗り心地は「イマイチ」だというが、車窓から外を眺める乗客たちの表情は楽しそうだ。
懐かしの味「ライスカレー」
メイン会場にオープンした「ハイカラ食堂」では、レトロな空間で食事が楽しめる。おすすめは、昔懐かしい「ライスカレー」。
食べる前にソースをかけると、ちょうどいいあんばいになるそうだ。実際にソースをかけて味わってみると、カレーに深いコクが生まれた。
訪れた人々は、思い思いに昭和の時代を楽しんでいた。
