「すしの都」から「美食の街」へ!
福岡県北九州市で地元の名店が集結したイベントが開かれます。
繊細なうまみの白身から脂の乗った青魚、そして濃厚な味わいのムラサキウニ!
3つの海に囲まれた北九州市は、新鮮なすしネタの宝庫です。
自慢のすしを観光客誘致につなげるため、市が立ち上げたのが全国初の「すしの都課」。
去年4月の発足以降、全国に知られた寿司どころ・富山県とのトップ会談やすし対決、国の内外の観光客にアピールするツアー商品の開発など、民間と手を組んで誘致策を進めてきました。
そしていよいよ今週末、次なるステップとなる一大イベントが開幕します。
◆記者リポート
「現在『すしの都課』が準備を進めているのが、明日から開催される『Gastro 北九州』です」
食文化を意味するガストロノミーから名前をとったイベントでは、すしだけにとどまらずフレンチや焼肉など地域の名店が一堂に会します。
すしを入口にした施策の次なるステップとして、多彩な食の魅力が集まる「美食の街」を目指します。
この日、担当者が訪れたのは、地元で長年愛されてきた「鉄板焼 沢」!
これまでグルメイベントへの参加は固辞してきましたが、常連客や息子の勧めで初参加を決めました。
◆鉄板焼 沢 田中和義さん
「普段私たちも行けない店とか予約ができない店がいっぱい出てくれているので、自分たちも楽しみですね」
創業50年の老舗が持ち込む特別な一品がイベント限定の「クリミの鉄板焼」!
A5ランクの黒毛和牛の希少な赤身を強火で焼き上げ、肉のうまみを閉じ込めます。
もちろん、イベントにはすしの名店も参加します。
多彩なネタで人気の「幸すし」もそのひとつ。
◆幸すし 原田耕治さん
「『太平洋から日本海まで全部の魚がある』って言うんですけど、下関だったりとか小倉だったりとかその地域でとれた魚が旦過には集まるんです」
20種類以上並んだネタは、大将の原田耕治さんが旦過市場などで目利きした鮮度も味も間違いないものばかり。
◆幸すし 原田耕治さん
「魚は、漁師さんと魚屋さんが本当にいいものをとってきて、いいものの状態で僕らに渡そうとしてくれている。そのお魚を僕らはいかに本当にいい状態で出せるか」
そんな原田さんが、豊富なネタの中から選び抜いたのがこちらの3種。
脂がのった旬のヒラスに、名物のこんにゃくいなり。
そして、他ではめったに食べられない生のウナギのにぎりです。
◆幸すし 原田耕治さん
「北九州の食材の、本当のおいしさを知ってもらうためにやりたいなと思ってます」
このほか「ガストロ北九州」には、市が売り出し中の小倉の焼き肉やソウルフードの焼きうどん、庶民派のフレンチなど、普段はまず揃わないさまざまなジャンルの名店25店が集結します。
◆北九州市 すしの都課 吉田 剛 課長
「(北九州には)魅力的なものがいっぱいありますので、そういったものを皆さんに知っていただいて。実際の店舗に足を運んでいただいたりとかそういった形で今後の北九州全体の食全体の魅力向上につなげていきたいなと」
