秋田県羽後町が、元夫からの暴力被害を受けて転居した女性の住所が記載された書類を、誤って元夫に送付していたことが分かりました。町は女性に謝罪した上で、慰謝料を支払ったということです。
羽後町によりますと、2026年6月、元夫からドメスティックバイオレンス(DV)の被害に遭い転居した女性の住所が記載された書類を、税務会計課の職員が誤って、転居する前の地区の団体に送りました。
元夫が団体の関係者だったことから、新たな住所を知られたということです。
女性はDV防止法に基づく支援措置を利用して転居していて、加害者である元夫に対して、町は転居先の住所を知らせないことになっていました。
職員が必要な確認を怠っていたほか、複数の職員で確認した際も見逃していたということです。
女性が家族を通じて情報が漏れていたことに気付き、発覚しました。
これまでに元夫からの被害は確認されていませんが、女性は再び転居することを余儀なくされたということで、町は女性に謝罪するとともに、引っ越しの費用や慰謝料などとして96万円を支払ったということです。
町は再発防止を強化するとしています。
