クマの出没が多い山あいで働く建設作業員に、対策を学んでもらおうという岩手県の研修会が、8月27日、葛巻町で開かれました。参加者はスプレーの使い方などについて理解を深めました。
この研修会は、県が葛巻町内の建設会社などと共同で開いたもので、約70人が参加しました。
建設作業員は橋やトンネルの修繕などで山あいに出向くことも多いということで、27日は県の渡邉颯太専門研究員が、クマに遭遇しないためには存在を知らせることが最も重要だと呼びかけました。
県自然保護課・渡邉颯太専門研究員
「クマが襲わないかどうかはクマ次第の話になってくる。我々が意識してできるのは(クマに)バッタリ会わないために音を出すなり人の存在を知らせるというところなので、ここを意識してやってほしい」
27日はスプレーの使い方の講習も行われ、参加者は風向きを確認し5メートルほどの距離でクマに噴射するのが効果的だと学んでいました。
建設会社社員
「やっぱりこういった訓練に意識して取り組まないと、急にだったらできないと感じる」
県の河川巡回員
「山に入る前に車の中でだけど、クマを目撃したことが何度かあったので、クマに遭わないようホーン(警笛)などを使って頑張って仕事していきたい」
県と建設会社による官民共同の研修会はこれが初めてで、県では今後も開きたいとしています。
