午前6時20分、富山県と石川県の5市町にレベル5大雨特別警報が発表されました。
道路の冠水、自動車の水没などの被害が相次ぎ、危険な状況が続いています。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」の坂元龍斗リポーターが特別警報が発表された市町の一つ、富山県氷見市の現状を中継で伝えました。
■交差点には動けなくなった車 24時間雨量が354ミリに
氷見市では27日午後1時までの24時間の雨量が354.0ミリを記録する豪雨となりました。
【坂元リポーター】「(氷見市では)統計開始以降、24時間で最も雨が降ったということです。
地元の方によると、この辺りの用水路が氾濫をして、水が溢れて排水機能が追いつかなくて、この辺りが冠水したといことです」
中継現場では一部が冠水したままで、交差点には動けなくなった乗用車が複数台残されていて、警察官が通行規制を実施していました。
■“豪雨”当時の状況 「車内に水が流れ込みドアを開けることができなくなった」
特別警報が発表される直前の状況について、車が水没し動けなくなった人の話を元に伝えました。
【坂元リポーター】「(車に乗っていた人は)午前6時に、通勤のためにここを通っていたそうです。
当時は今よりももっと水があって流れもあったけど、通れるかなと思って通ったら、途中で車が動かなくなったということなんです」
動かなくなった車の運転席にいる間、車内に水が流れ込み、シートの上ぐらいまで浸かり、ドアを開けることができなくなったといいます。
【坂元リポーター】「これはまずいなと思っていたときに、消防の方が4人来て、『ここにいます』ということを大きな声を上げて知らせて、ドアを開けてもらって、ライフジャケットを着せてもらって、手をぐっと握って外に出してもらったということをおっしゃっていました。
仮に自分でドアを開けられたとしても、当時本当に水がもっと来ていて流れが速かったので、おそらく歩くこともできていなかったということをおっしゃっていました」
車はその後レッカー移動されました。
また、別の車の運転手は、「昨日の晩の雨の降り方がもう本当におかしいぐらい降ってました」、「長年ここに住んでますけどこういったことは初めてです」ということを話していました。
■用水路などから氾濫 避難での危険も
この地域の冠水は、排水能力を超えた雨で用水路などから水があふれる「内水氾濫」とみられるますが、地元の人は「排水溝に落ち葉が詰まっていたりとか、そういったことによってこういった状況になってしまってるのかな」と話していました。
スタジオ出演した元NHK記者の岩田明子氏は排水溝からの氾濫は「道路との境目が分からなくなり、避難の際に気づかず飲み込まれる危険性もある」と指摘しました。
中継をした午後2時前は、水は徐々に引いている状況ですが、まだ分厚い雲に覆われていて、時折雨の降り方が強くなることもあるという天候が続いています。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年8月27日放送)
