AP通信は12日、アメリカ軍が9月末までにイラクから全部隊を撤収する見通しだと報じました。
AP通信は12日、アメリカ当局者の話として、アメリカ軍が9月30日までにイラクからの撤退を完了する見込みだと伝えました。
アメリカ軍は、過激派組織「イスラム国」への対策などのため、イラクにおよそ2500人を駐留させていましたが、去年、国内の大半の基地から撤退し、北部のクルド地域などに部隊を残していました。
アメリカ軍は2003年、フセイン政権への侵攻をきっかけにイラクに大規模な部隊を展開し、2011年に戦闘部隊を撤退させました。
しかし、2014年、「イスラム国」の台頭を受け、イラク政府の要請で再び部隊を派遣していて、今回、全部隊が撤収すれば、こうしたアメリカ軍のイラク駐留に終止符が打たれることになります。
一方、イラクのザイディ首相は、国内の非国家武装勢力にも9月末までに武装解除するよう求めていますが、イランの支援を受ける有力な民兵組織の一部は、武器を放棄する意思はないとしています。
