田野町は5月29日、上司の許可を得ずに事務処理を行ったとして、産業建設課の主監である男性職員(50)に減給の懲戒処分を下しました。この職員が「行方不明となる騒動を引き起こし、公務に対する信頼低下という影響を与えた」ことも処分の理由としています。
男性職員は、2024年6月から今年3月にかけて、県への交付金申請など、本来上司の許可が必要な事務処理12件を黙って行っていました。
3月17日、上司である課長(47)が必要な業務が行われていないのではと疑問に思ったことから、今回の事案が発覚。男性職員は理由について、他の業務を優先させていたところ、県など相手方から催促もあり、必要な手続きを端折ってしまった、などと説明しているということです。
また、町による調査が続いている中、男性職員は4月2日(木)夜から4日(土)まで行方不明になり、このうち、金曜午後は無断欠勤となりました。(金曜午前は事前に休暇を申請)
町は、捜索などのために警察・消防や地域を騒がせたことも処分の理由としていますが、行方不明になった理由については、公表しないとしています。
また男性職員が行った不適切な事務処理について、交付金の不正受給や架空請求などはなく、町民への影響もないとしています。
町は、男性職員を減給10分の1(5カ月)、課長を戒告(監理監督責任)の懲戒処分としています。
また、町長と副町長について、「本件を重く受け止める」として、給料減額の条例案を議会に提出するとしています。
