宮城・仙台市内にも、猫カフェなどいろいろな動物と触れ合えるカフェが増えている。定番から珍しい動物まで、それぞれの魅力を体験してみた。
猫との触れ合いに「癒やされる」の声
この記事の画像(12枚)2017年にオープンした猫カフェ「Puchi Marry」には、18種類20匹の猫がいる。
350円(税別)でフリードリンク制。コーヒーなどを飲みながら、猫との触れ合いが楽しめる。
さらに、有料で猫たちへおやつをあげることもできる。
リピーターも、初めての人も、猫との触れ合いに癒やしを感じているようだ。
リピーター:
スコティッシュフォールドがすごい好きで、かまってもらいたくて
初めて来店した客:
どうやって猫ちゃん触ったらいいんだろうって感じだったんですけど、すごい穏やかで、すごく癒やされました
ハリネズミは個性豊か…「何回来ても楽しめる」
続いては、仙台市青葉区の「しゃべコミュ 仙台店」。ここは、ハリネズミと触れ合えるハリネズミカフェ。
赤ちゃんから“大人”まで、25匹ほどのハリネズミがいる。元気いっぱいな子や、ぐっすり眠っている子など、個体によって性格はさまざまという。
仙台放送・梅島三環子アナウンサーがハリネズミと触れ合ってみた。
「しゃべコミュ 仙台店」店長・相澤希美さん:
本日、触っていただく『大五郎くん』です
仙台放送 梅島アナウンサー:
大五郎くん! おすすめなんですか?
「しゃべコミュ 仙台店」店長・相澤希美さん:
おすすめですね。人が大好きなハリネズミで、慣れてくると手に乗っかってきてくれます
お相手は、“イケメンハリネズミ”として、お店で人気の「大五郎くん」。大五郎くん目当てのリピーターも多いのだとか。
「しゃべコミュ 仙台店」の店長・相澤希美さん:
ハリネズミは目が見えない動物なので、においと声で人を覚えていきます
ハリネズミは視力が弱い分、嗅覚と聴覚が発達している動物。お店での触れ合いも、時間をかけて、匂いを覚えてもらうところからスタートする。
仙台放送 梅島アナウンサー:
手を入れて...こんにちは~
あまり興味を示してくれず、仲良くなれないと思いきや...
「しゃべコミュ 仙台店」店長・相澤希美さん:
最初だと、興味を持つか持たないかがあるので、気にしないってことは怖がってないんです。抱っこしてみますか?
手のひらに大五郎くんを乗せてもらった。これだけでもすごく癒やされるが、最後に丸まった状態の大五郎くんも抱っこさせてもらった。
仙台放送 梅島アナウンサー:
かわいいですね。大五郎さん
針がちょっとチクチクしたが、丸まった姿は、さらにチャーミング。
店長の相澤さんにハリネズミの魅力を聞いた。
「しゃべコミュ 仙台店」店長・相澤希美さん:
ハリネズミは普段臆病なんですけど、慣れると針を寝かせて顔を見せてくれたりとか、自分の手で寝てくれたり、性格差が大きくて、個性が豊かな動物なのが魅力と思います。その子によってキャラクターが違うので、何回来ても楽しめるのが魅力と思います
フクロウを見て触って…身近に感じる魅力
最後は、大小さまざまなフクロウがいる、ふくろうカフェ「Ricky」。映画「ハリー・ポッター」でおなじみの「シロフクロウ」もいた。
ケースの中にいるフクロウたちは休憩日のため触れないが、それ以外は自由に触れ合うことができる。
初めて触った人:
羽がしっかりしてるかなって思ったんですけど、思ったより中まで手がふわっと入っていくので、想像以上でした
一方、フクロウが大好きなリピーターは、かわいい姿を見るため、わざとフクロウに手をかませ楽しんでいた。
リピーター:
手を出すとかんでくるんですけど、かんでる顔がすごくかわいい。イチオシです
ふくろうカフェ「Ricky」店長・黒坂舞さん:
普段なかなか触れ合う機会がない動物たちだと思うので、そういった動物たちを実際に見て触っていただいて、身近に感じて、より魅力に気付いていただけるお店になれればと思っています
定番の動物から珍しい動物まで、身近に触れ合える「アニマルカフェ」。癒やしだけでなく、動物たちの新たな魅力に気付かせてくれるかもしれない。
(仙台放送)