生産性アップは“肩こり・腰痛対策”から!? 会社主導の健康管理の効果とは

カテゴリ:ビジネス

  • コニカミノルタが会社主導で肩こり・腰痛対策のアプリを導入
  • 肩や腰の痛みのタイプを診断 理学療法士のアドバイスが届く
  • アプリ導入で社員1人あたり約8000円生産性がアップした計算

会社主導で肩こり・腰痛対策

生産性アップに頭を悩ませている人はまず、体のこりと痛みを和らげることから…

コニカミノルタの社内でパソコンに向かっている男性は上半身をゆらゆらさせている。その足元を見てみると…あったのはテニスボール!足の裏をボールで刺激しているようだ。

こちらのスーツの男性は靴を履いたまま、いすでストレッチをしているようす…

こちらの女性たちは、両手を組んで肩を後ろに反らす運動を…

実はこれ…会社ぐるみでの肩こり・腰痛対策をしているところなのだ。

バックテック・福谷直人社長:
健康経営と働き方改革、両軸を進める企業が多くなっていて、 肩こり、腰痛というのが、今盛んに着目されている領域なんです

バックテック・福谷直人社長

肩や腰などの痛みのタイプを診断し、専任の理学療法士がアドバイス

コニカミノルタで、健康経営の一環として、およそ1年前に導入した肩こり腰痛対策アプリ「ポケットセラピスト」。

痛みを感じる状況や、症状などについての質問に答えると、その人の肩や腰などの痛みのタイプを診断し、専任の理学療法士からタイプに合わせたアドバイスが届く。

ポケットセラピスト

コニカミノルタ人事部健康管理グループ・渕上武彦氏:
痛みとか不安をいかに解消できるかが、最終的には生産性の向上にもつながってくる。働き方が広がっているので、いつでもどこでも使えるアプリ、プログラムが必要だった

コニカミノルタ人事部健康管理グループ・渕上武彦氏

働き方が多様化する中、場所を選ばず実践できることも導入の決め手だったという。社内で肩のストレッチをしていた小山さんは…

コニカミノルタ・小山領子さん(45)
整体は時間が決められているけど、こういうものだと、時間関係なく入れられて、自分ができる範囲のことを教えてくれる

アプリ導入で社員1人あたり約8000円生産性がアップ

最初に登場したテニスボールの男性は、背中の筋肉が張って腰痛が起こるタイプ。
テニスボールで足の裏を刺激し、腰や全身につながる筋肉をほぐしているんだとか。
その甲斐あって前屈で床に手が着くほど、柔軟性が向上した。

コニカミノルタ・松下淳夫さん(44):
嘘だろと思いながらやっているんですけど、柔軟性が上がって、腰痛が軽減されているんじゃないかなと思っています。体が、どんどん変わってくるのがわかるので…

コニカミノルタ・松下淳夫さん(44)

一方、いすの上でストレッチをしていた男性は長時間の座り仕事が多いということで、数分に一度立ち上がっている。

コニカミノルタ・片山善輝さん(45):
立ち上がって、少し姿勢を変えて、痛みが和らいで、仕事に集中できる効果はあるような気はします

コニカミノルタ・片山善輝さん(45)

コニカミノルタでは、1年ほど前にこのアプリを導入したところ、社員1人あたり、およそ8000円生産性がアップした計算だという。

現在、大手企業を中心に導入されているこのアプリ。
今後は中小企業にも広げたいと、アプリを開発した理学療法士の社長は語る。

バックテック・福谷直人社長
(中小企業の方が)1人欠けると多大なロスが出ると…本来広げていくべきなのは中小企業ということで。アプリを提供させて頂いている方々が、より生き生きと働いてくださって、その会社もより業績が上がり、お互いに業績を上げていけるというのが、直近の目標ですね

リモートワークが進むと社員の運動量も減少

三田友梨佳キャスター
こんなにも生産性が上がるというのは驚きでもありますが、石倉さんは社員全員がリモートワークで働く会社を経営されているということで、社員の健康についてはどういうふうにお考えですか?

(株)キャスター取締役COO・石倉秀明氏

(株)キャスター取締役COO・石倉秀明氏:
先日、 社員に「リモートワークを始めたことで生活習慣の何が変わったか」 というアンケートをとったところ、82%以上が運動量が減ったということでダントツに多かった。それによって肩こりが出たり、目の疲れが出てきたという話はありました。

三田友梨佳キャスター:
それに対して何か対策は取られていますか?

石倉秀明氏:
社内ですと、オンラインでできるフィットネスを福利厚生で入れたりとか、一日3回休憩を促すロボットなどの対策はあります。ただ、働く人以外にも目を向けていくと、テクノロジーがどんどん進化してきて自動運転が出てきたり、VRが普及してくると人間が動かなくても生活できてくる世の中になっていくと思うんですね。ですから運動したり体を動かすことをこれまで以上に意識することが大事で、必要に応じてお金を払ってでも運動する新しい習慣が出てくると思います

三田友梨佳キャスター:
会社にとって健康経営というのがより重要になっていくのかもしれませんね。

(「Live News α」8月6日放送分)

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