慢性的な交通渋滞の解消を図ろうと那覇市がLRT=次世代型路面電車の導入に向けた計画の素案をまとめたことがわかりました。

那覇市が計画するLRTは去年8月に栃木県の宇都宮市が全国に先駆けて導入した次世代型路面電車です。

高齢者や障がいのある人が乗り降りしやすいように床を低くした車両で電気で動くため二酸化炭素を排出しない環境にやさしい路面電車です。

▽街の人は:
「電車はありがたいですね」
「電車が沖縄にできてくれれば時間通り走ってくるようになれば良いのかなと思います」
「駅も路面にできる、便利ですね、内地だったらよくこういうのあるみたいですけど」

市が策定した計画の素案では、真和志地域を中心に市内を東西に結ぶルートと、南北に結ぶルートを想定していて、既存のモノレールやバス、タクシーなどの交通網と連携することで、慢性的な交通渋滞の解消に繋げたい考えです。

▽街の人は:
「良いと思います」(行動範囲が)広がる」
「想像がつかないんですけどでも渋滞が緩和されると住んでいる側としては嬉しいです」
「色々とまちとまちの結びつきも良くなるしやっぱりあったほうが良いと思います」
「新しいものを入れてね、活性化してとても良いことよね」

市は有識者や交通事業者などで構成する協議会で了承を得た上で、今年5月にもパブリックコメントを実施し、開業時期などを含む計画の詳細をまとめる方針です。

沖縄テレビ
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