北朝鮮は、4日から始まった米韓合同軍事演習の中止を求め「応分の対価を払うことになる」と警告した。
これは北朝鮮国防省が4日、報道官談話として発表したもので、この日から始まったアメリカ軍と韓国軍による大規模な合同軍事演習「フリーダムシールド」について「不安定を招く行動を中止するよう厳重に警告する」と批判している。
また朝鮮半島を「核戦争が起こりかねない発火条件が整った」状態だとして、米韓両国に対し「応分の対価を払うことになる」と警告している。
米韓合同軍事演習は、北朝鮮の核の脅威を無力化することに重点を置き、14日までの11日間、2023年の2倍の兵力で実施される予定で、北朝鮮がさらに反発を強めないか関係各国が警戒している。